異なる世界へ客を案内する者による物語。
行く先は様々。
黄泉に平行、そして意識の中……異世界と言えばファンタジー要素のある空間をイメージしがちですが、このお話では客の行きたい世界へ案内することが主になっています。異世界へ行きたい理由はひとそれぞれ、抱えた願いや問題を見つめなおす旅を、旅行者とともに目にするスタイル。
巻き込まれ型、ではなく自ら望んで別の世界を旅したい……このちょっと変わった部分に惹かれましたね。物語はオムニバス形式をとられており、区切りごとによみやすい使用になっています。ぜひ読んでみてください。
あなたはどんな世界を旅したいですか?