第11話
《マリアside》……
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事故から三週間が過ぎた。
あれから初めて、親友とドライブに出掛けた。
青く澄んだ空が気持ち良い。
カーステレオからは親友の好きなセクゾの『夏のハイドレンジア』が流れていた。
爽やかな夏のラブソングだ。
親友は、ケ○ティの大ファンだ。
そう言えば、夫のノアもどこかケ○ティに似ている。
「フフ、どう?! あれから彼とは……」
親友はハンドルを握りながら訊いてきた。
「良好よ。事故の前までは倦怠期で、週に一回……。それもおざなりだったしねえェ」
「そりゃァ、贅沢よ。セレブでイケメンなんだから!! ノア君は!!」
「でも、男ってマジで単純なのねェ……!!
私が何も知らないバージンの振りをすると、喜んじゃって!! 毎晩、求めてくるのよ!!」
「ハイハイ!! ごちそうさま!!」
親友の和泉レイラは苦笑いを浮かべた。
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