第11話

 《マリアside》……



 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚





 事故から三週間が過ぎた。

 あれから初めて、親友とドライブに出掛けた。


 青く澄んだ空が気持ち良い。

 カーステレオからは親友の好きなセクゾの『夏のハイドレンジア』が流れていた。

 爽やかな夏のラブソングだ。



 親友は、ケ○ティの大ファンだ。

 そう言えば、夫のノアもどこかケ○ティに似ている。



「フフ、どう?! あれから彼とは……」

 親友はハンドルを握りながら訊いてきた。



「良好よ。事故の前までは倦怠期で、週に一回……。それもだったしねえェ」



「そりゃァ、贅沢よ。セレブでイケメンなんだから!! ノア君は!!」

 


「でも、男ってマジで単純なのねェ……!!

 私が何も知らないバージンの振りをすると、喜んじゃって!! 毎晩、求めてくるのよ!!」



「ハイハイ!! ごちそうさま!!」

 親友の和泉レイラは苦笑いを浮かべた。








☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る