第10話
「ンうゥ……✨👩❤️💋👨✨✨💕」
まるで中学生のするようなぎこちないキスだ。
しかしこんなに胸が、ときめいたのはマリアと付き合い始めた時以来かもしれない。
つい最近まで倦怠期だったので、忘れかけていた感覚だ。
心地よい緊張感に包まれた。
こうしてボクたちは愛し合った。
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