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第07話 なんやそれ、評価高すぎるやろ」への応援コメント


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    とあるストーカーの日記
    あの日、千佳は朝から映画のロケ現場であるUSJに向かった。お目当ては主演男優の櫛灘慎吾。正午前に撮影は終わり、櫛灘はファンとの記念撮影を嫌がらずに行っていた。千佳の番が来て、ダブルピースをしながら記念撮影をしていたとき、俺は確かに見たのだ。櫛灘が千佳の耳元で何か囁くのを。その後ふたりは白塗りのリムジンに乗ってどこかへ消えた。俺は慟哭した。千佳があんな男に大人の階段をのぼらされることに。俺は流涕した。きっとアヘ顔でもダブルピース写真を撮られることに。俺は啼泣した。俺のトカチェフ砲こそ彼女の青の洞窟に相応しいはずなのに。

    作者からの返信

    ――プライバシーのため、音声は変えております――

    「えっ? 〇田君? ええ、クラスメイトですよ。え? 彼がUSJで私を見たって? アハハ、それホントにアタシだったんですかあ? 櫛灘さん? ええ、大好きです! ファンですから! ウフフ、白いリムジンでどこに消えたかって? そんなのヒ・ミ・ツ、ですよ! ええ~、ヒントですか? どうしようかなあ、じゃあ、ヒント言いますね! やんちゃな子猫で~、櫛灘さんとやんちゃしました!! アハハハッ ダブルピーーース!!」

    このインタビューを聞いたクラスメイトの彼の行方を知るものはいない。