先行き分からない世界での…開拓?の一コマ…で、済むのかな?

タイトル通り追放された魔術師レインは、辺境で暮らしていた名ばかりの貴族。
根無し草となってたどり着いたところは…同じ年代と年下の5人での集団で
先行き不安の所に、渡りに船で現れたレインを囲ってしまう…

レイン自身も目的が有るわけでは無いので、防衛の為に始めた魔術教室。
自分達の生活を安全にする為、生活の不便さを解消する為、納税や買い物の為に…
魔術を生かした案でみんなに頼られる存在となる。

実は転生者でチートに近いレイン、一人で生きてきた為に都市での価値観は皆無。
まわりの住人も過去や年齢に沿った部分でしか知識を持っていない。
そしてレインは自分の母国…?家の位置すら把握出来ていない。
開拓という狩り修行の中で絡んでいく村の生産品とまだ明らかになっていない世界の広さ、隣国との関係もレインの視点でははっきりしない。
なかなかのワクワク感が詰め込まれたこの小説で、世界の規模が分かった時にどう感じるのか?が楽しみです。

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