6話 はぁ?なんで私がキャサリンを殺す殺したみたいな話になるのでしょう。

 

---キャサリン---

 「イサラク、部屋を出てて頂戴」

言い訳をしても誤魔化す事も無駄でしょう。

 「お姉ちゃん。お姉ちゃんは可愛いよ」

 そんな慰めは必要ありません。

 「そうね。私は可愛いわ。紳士なら察して淑女の部屋を出るものよ。

これから淑女の嗜みをするのよ」

 「お姉ちゃん、俺はお姉ちゃんのおかげで生きていく事が出来た」

 そうねイサラク、貴方は生きていきなさい。

 「ありがとう。俺は生きるよお姉ちゃん」

 さようならイサラク。ペリアムス。マッタイ。皆。

 やっとイサラクが部屋を出ていきました。


 ---セシリア---

 「私、キャサリンを殺していないわよ」

 はぁ?なんで私がキャサリンを殺す殺したみたいな話になるのでしょう。

 「主には分からないかもしれないが、今キャサリンが死んだらそれは

主が殺したという事なんだ」

 「分からないわね。だって私はキャサリンを殺していないしキャサリンが自殺したとして

それで何で私が殺した事になるのかしら」

 「そうか、分からないか。分からなくてもそういう事だからそう認識してくれ」

 まったく分かりません。しかしキナントスがそこまで言うならまぁほんの少しの少しぐらい

そんな意見も聞き入れてあげましょう。

 「ふーん、そういうものなのね。変なの。

デレステ5って今後どうなるのかしらね。

デレステは最強よね。デレステ最強!!」

 「もうドル箱には叶わないよ、諦めて寝ろって」

 「そんな事ないわ!!デレステは永遠!!

デレステを応援しないといけないわ!!

デレステをやりましょう!!

そしてドル箱公式アカウントで デレステ is betterと呟くのよ!!」

 「マクベイン男爵家の恥晒しになるからそんな事しないで寝てろ。

今のうちに寝ろ。

これから、抗争が始まるんだぞ」

 抗争が始まる?何があるのでしょうか。

今日のキナントスはいつもより一層分からない事を言うのね。

まぁいいでしょう、抗争が始まるなら今のうちに寝ておいた方がいいでしょう。


---キナントス---

 ふぅ、やっと寝たか。

結局デレステ5を抱いて寝やがった。

 部屋の外が騒がしくなってきた。

まぁ、誰もが予想する展開だ。

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