第6話 その後
ーハッ
今何が起こったの?力が抜けていた体に力が入る。
周りを見ると、ぐちゃぐちゃのロボットと呆然と立ち尽くしている少年の姿があった。
「ど、どうしよう」
情けない声を出してしまった。
「と、取り敢えず地上に出ましょう。」
「…」
「…」
何も言えない。私は人じゃなかったの?普通できないよね?あんなこと。
「…お腹、空きましたね」
「あぁ、たしかに。」
そういえば私はずっとお腹が空いていた。
「食べ物とかってどうしてたんですか?」
「非常食ずっと食べてた。」
「え、よくないですよ」
「でも、便利なんだもん」
「…死にますよ、いつか」
「やめてよ。縁起でもない。」
そんな会話をしながら最初の場所へ戻った。
そしてご飯を食べ、寝た。
…ですね。このまま行けば…あとは…あ…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます