11ドキッ〜ドッキリ最終日
あたしは土曜日に、最終チェックして
あたしはほうちゃんに呼び出され
今日は新宿へ行く
青のサーキュラーチェック柄フロントレースアップミニスカート風ショートパンツに
白の首の紐が長いくてデカイ
パーカーをインしただけのファッション
黒のショートブーツ
今は実は秋、少し寒くなってきたところだけど
女の子はそんなの関係ない
だって、女の子はいつでもきれいでいたいから
「あっ!」現地に行くと、
もうほうちゃんは来ていた
「ほうちゃん!」いつもあの日から
あたしはマスクと伊達眼鏡をしている
「どうしたの?」そうあたしを心配そうに
見つめる、ほうちゃん
「ん?何が」メガネ目掛けて指を指すから
小声で
「この前、」そう言うと
「追いかけられたのね、」そう言った
「あっ!そういえば、ほうちゃんには言ったねぇ?」
頷いて
「ほらね、だから可愛い子はすぐ気づかれるでしょ?」
ほうちゃんは笑った
「でもっ!」そう言うと
「でもも霹靂もない!」
(何今の鬼を殺すアニメの…ねぇ?)
「分かんないんだよ〜!ほぉちゃ〜ん!」
街中で少しあの黄色いキャラの真似をしてみる
「ふふ、はははは、何それ」
「はぁ?だって、霹靂っていえばでしょ?」
2人で笑い合って、そして
近くのカフェに入って注文して席に座って
「はぁ、あれは完全みぃちゃんに気があったとみた」
小声で、いきなりそう言った
「はぁ、何で?」
そうバッグを背もたれにかけてそう聞くと
「だって、、、キャァーーーー!!」
(なっ!何なの?)
「みぃちゃんは可愛いのにホントに恋した
ことないのか、」
そう言うからズキっと胸にやが、
「クリティカルヒット〜」
そう言うと「やった!」と返ってきた
(そう言うつもりで言ったんじゃないんだけど)そう思った
そうあの今すごく人気があるリズムネタで
″チックタック″ってアプリで大バズりしたことも
ある
芸人さん″ Everybody″さんの
ネタみたいになってしまった
「ちょっ!」そう言うと
「何よ?」
「失礼だって、」
そう返すと
「は?みぃちゃんがクリティカルヒット
とかいったのが悪いんでしょ?」
そう返ってきたから
「へ〜あたしのせいにするんだ、」
そう言うと
するとテーブルに身を乗り出し、
あたしの両頬を両手で引っ張って来る
「いはい、いはい」
「観念したか」
「ごえんなしゃい」
「許してやろう、」そう言って離してくれる
頬をさすりながら笑顔が溢れる
「どっ…どうしたの、」
そう聞かれたから
「なんか…こういうの友達っぽいなって」
そう言ったら、ほうちゃんは微笑んで
「いつでも、あたしがこれから、してあげる」
そう言ったほうちゃんの目に涙が浮かんでいた
(明日が最後、頑張って最後には落としたい)
そう心の中で呟いた、どうせ…
(明日あたしが″愛撮美咲″だって事を話す
そしたら君は…何を思うのかな?)
そう思いながら、話していると
借りスマホがなる、
みると、そこには
〔明日必ず行くから、〕そう書いてあった
改めて言われると余計罪悪感が増す
「怖い!」するとほうちゃんはパソコンを
開こうとするから
「ダメッ今どこにいると思ってんの」
小声でそう言う
スマホならいい、みられないように
する事だって出来る、画面が小さいし
「そうかっ!ごめん」
そう言ったほうちゃんに画面を見せた
「ほら!」そう言って見せると
「これは完全、」
そう言って口を右手で覆うほうちゃん
「こんなのキュンしない人いる!」
(えっ?これキュンなの?)
分からない恋愛って分からない
″明日必ず行くから″のどこにキュン要素がある
少女漫画でも出てきて分からないとこ
No.1なんですけど、
あたしがおかしかったのか、
そう思うと、情けない
(なによ!少女漫画のヒロインになりたい
なんて言ってたの!)
そう言う自分に心底、泣けてしまう
「いるよ、、情けないけど」
そうか、そう言ってへこんだあたしに
テーブルに身を乗り出し
「大丈V、」そう言ってピースをして
わけのわからない言葉を言うほうちゃん
「なっ!…なに?」
「大丈夫って意味…何だけど」
そう言うと、あたしは記憶の中を
たどっても、見つからない
「大丈V…か使ってみる」
あまりに、ほうちゃんが
しょぼ顔だったからそう言った
「うん!」そう言うと元気に戻った
「単純、」そう小さく呟くと
「今なんか言った?」
あたしは黙って、首を振る
ホントにほうちゃんに今日会えて良かった
めちゃくちゃ元気になれました
「なに〜」そう言って不服そうだった
けど、ほうちゃんの彼が18時にほうちゃんを
迎えにきて、今日が終わった
あたしは、″パーティーしよっ″て誘われたけど
″今日はいい″そう言って電車に乗った
また視線が集まる、、でもみんなは
近づいてこない、(はぁ、よかった)
そう一安心して最寄駅に着くまで
なにもされなかって
そしてみんな見てるのに、
降りてもなにもしてこなかった
「はぁ、良かった」そう思って家に帰った
そして明日のこと考えて、でも眠りについた
そして…最終日当日か来てしまった
今日の15時から待ち合わせ
めちゃくちゃ緊張しながら、
12時になり今日は、ユーランに向かった
着くと13時40分で、めちゃくちゃ緊張するし
体は震えてガックガック、
「はぁ、今日は…今日は」
すると、背中を″ポンッ″て押されて
「硬いよ」そう言われた
後ろを向くと、
ほうちゃんとほうちゃんの彼がいた
「あっ!今日が終わったら、みぃちゃんを
可愛いと言う会、来週の日曜日開くから
忘れないで」
ほうちゃんがそう言った後
「ほうが妬いちゃうくらい、褒めるから、
あっ!俺らを結びつけたのはみぃちゃんなん
何だよ、」
それほうちゃんから聞きました、
それ聞いた時、すごく嬉しくて、
″あたしの生きてた意味あったんだ″って
思いました
するとつけたイヤホンから
突然入ってきた声に
息を呑み、気合を入れて
位置についた、
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