10ドキッ〜″会いたいよ″は反則!

あたしは昨日、日曜日が最後だから

約束を取り付けた、


(本当にこんなので落とせたの?)


(メールのやり取りだけのシーンなんて

視聴者は喜ぶのかなぁ?まスタジオが

盛り上げるか)


ドッキリは終わりを迎えて、


あたしは、君から嫌われて…


そしてこの世から去る


最後に、神様からの


誹謗中傷も聞きたくないし、


だから″さようなら″


金曜、今日あたしはおばあちゃんのいつもの


お小遣いが振り込まれていないか、


確認しに、銀行に足にを伸ばす


確認すると入っていて、


おばあちゃんには感謝してる


妹にはいつも両親はお小遣いをあげて

あたしにはくれない、


6年生の頃もそうだった


「まぁ仕方ないか」


あたしが芸能界を辞めてしまったから、


「でも…」あたし、ホントは日曜日なんて

来てほしくなだって…


「だって、君に嫌われてたくない、」


でも…このドッキリのおかげで、


あたしは友達とも再会できただから…本当に


このドッキリ企画に、参加してよかった


「でも…今度は君に嫌われるのが怖い」


何でかなぁ?


みんなに嫌われるのが怖い


あたしのファンでいてくれてる人の中にも


仁愛くんのこと好きな人だっている


だから…その人達に嫌われてまで、


あたしはこの世界にいたくない


…だから


ホントはスマホだって、


ずっとやり取りは、


高島企画のほうちゃんのパソコンから

監視されてる


だから…ほうちゃんからメールが来た


昨日も、〔日曜日誘って〕って


よしっ最後まで走り抜けますか!


そう言って今放課後だから


原宿に行って、服屋さんを


訪れる、仁愛くんの好きそうな服


リサーチしたけどみんなに聞いても


分からないって言ってたから


水色のパフスリーブのAラインデートワンピに、丸チャンキーヒールブーツに似合う髪型を当日に美容師さんにやってもらって、バッグも、

淡いピンク色のスクエアーバッグを買い


家に帰ろうとすると、プライベート用の


スマホの着信音見ると、

愛野あいの芽生めばえ


と表示された、


あっ皆さんの言いたい事は、


ごもっともですそこは、


怖いからお口にチャックです


「あっ!芽生ちゃん?」


『ねぇ今どこ?』


そう聞かれてから、


「今原宿!」


そう言うと、「後ろ見てみて」


そう言われたから振り返ると


手を振る、芽生ちゃんがいた


こっちに走ってくる


「あ〜やっと見つけたよ」


可愛い笑顔でそう言った


「何?そのふくろ達は!」


「内緒っ!…てか、何でここに来たの」


「うわ!冷たい、話し相手になってくれるって

言ったもん、」


(そうだけど〜…今来られても困る、)


そう思いながら、いるとキラキラした眼をして


「まさか!こっ…恋人…」


「違う、そんな人断固としていないから、」


そう、好きになった事なんてないんっだから


「そっか、みぃちゃんは王子プリンスが好きだと

思ってた」


「そんな事最初からないから、勘違い!」


あたしは嬉しい気持ちになった


よくあるじゃん、学校のプリンスに告白された

女の子を学園の女子達がいじめるみたいな

物語り、


嬉しいだって、少女漫画みたいだじから


そう思えるようになったのは、


「ほうちゃんや仁愛くんのおかげかな」


そう小さい声で呟くと、


「今なんか言った?」そう聞かれたから

首を横に振って


「なぁにも」そう言うと「はぁ?教えて〜」


そう言ってその後、ハンバーガ屋さんに入って


照り焼きバーガーを頼んで、食べていると


あの借りスマホがこんな時に、


バイブ音がする、メールだから


いいやそう思い、放置した


そして、芽生ちゃんと別れて


「バイバイ」そう言って電車に乗った


そしてその借りスマホを見てみると


〔お疲れ様、早くひかるちゃんに″会いたいよ″〕


そう来ていて、正直な気持ち、嬉しくなった

あたしがいた


「だけど…日曜日…」


そんなこと思えなくなる


仁愛くんを想像してしまった、


顔はすごく、あたしを睨んで


『お前の事あの時助けなきゃ良かった』


そんなの嫌だ、でも仕方ないよね


あたしは電車の中、涙が流れてきそうになるのを


必死に止める


家に帰るとお父さんはもう帰ってきていた


だからいつものように、窓から入る


なんかいつも思うけど、泥棒みたい


そう思いながら


「はぁ〜緊張する」そう言って、


着てみて綺羅にぃに顔ありで送ってみた


すぐに既読がついたけど、


なかなか返事が来なくて


すると、プライベートのスマホがなる


〔可愛くて見惚れてた〕そう送られてきた


(綺羅にぃが見惚れてた!!)


綺羅にぃって絶対にそう言うの言わないから


「なっ!嬉しぃ」


めちゃくちゃ嬉しいんですけど


〔ホント?嬉しぃ!〕そう言った


あたしは、この服を着ていくことにした


するとスマホがまたなった、見ると


〔今打ったの…妹だから〕


「妹さん!」そう叫んでしまった


〔妹さんなんているんだ?〕そう送ると、


〔うん〕そう言って、2人で写った


写真が送られてきた


〔かっ…かっ…可愛いやないかーーーーい〕


そう送った、ホントに可愛い、小学生なのか

小さくて可愛い、将来は美人さん、


あと昔の綺羅にぃに似てる


〔可愛いでしょ?〕そう送られてくると


「あたしの妹には叶わないけど、」


あたしの妹は将来、


『お姉ちゃんみたいな女優さんになる』


って言っている、今実は5歳


いつもお姉ちゃんには近づいちゃダメって

お父さんやお母さんに言われてるみたい


だから時々メールはくれる


お母さんは妹も芸能界に


入れようとしている


あっそうそう可愛い可愛い、


妹の名前は、星流せいる


家の兄妹は何な″流″れるが入っている


それはまた今度はのす事にして


〔あたしの妹も可愛いんだから、でもホント

可愛!〕


そう送ると


〔みぃちゃんにも、妹いたんだ…何歳〕


〔5歳〕


〔あっ!恋夢れむより1個下なんだ…

あっ!そうだ今度さ、会ってやってよ実は

友達いないみたいでさぁ〕


そう返ってきてあたしは


〔あたし、芸能界辞めてから、親と口聞いて

なくて、両親の可愛いセイちゃんを連れて

行こうもんなら怒られちゃうから…〕


返すと、綺羅にぃから


〔でもさぁまた話せるようになるじゃん、〕


〔あぁあれね!〕


(スカウト受けると思ってんだ)そ思うと


〔違うよ、まぁ、見てて〕


そうきた、(はぁ?何気になる〜)


まぁどうせ……大した事じゃないんでしょ


そう思いながら、あたしは着替えて眠った

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