6ドキッ〜ファンの記憶に…

めちゃくちゃ、緊張してたか


喉が乾いちゃってミルクティーを

一気に飲み干す


「ねぇ、」後ろから声が聞こえて


振り向くと、ほうちゃんがそこにいた


「あっ!ほうちゃん」


「ねぇやっぱ演技上手だね、」


(演技かやっぱ楽しい、)


あたしがどうして、辞めたのか


それは、外でも友達作りたかったから


でもその代わり、芸能界でできた友達を

なくすことになるなんて、あの頃のあたしは

知る良しもなかったから


「でもまたこうやって、出会えた」


小さく呟くと、


「ん?何か言った」


あたしは首を横に振って、


「ううん、何にも」


「はぁ?気になる〜」


そう言ってあたしは皆さんに


″お疲れ様でした″と言って帰っていく


「あの、」そう呼び止められて、


うしろを見ると、そこにメガネを変えた


あたしと歳も近い、男の子が声を変えてくる


「あの〜愛撮美咲さんですよねぇ?」


そう聞かれて、「はい、」そう答えると


「あのっぼく、ファンなんです」


そう言われ、


「ごめんなさい、あたし…」そう言うと


「あのもう一度復帰いてくれませんか?」


復帰って言われても、


「ありがとうございます、今応えることはできません」


そのこは下を向いて、


「でも、復帰待ってますから」


そう言って、コンビニで買ってくれたのか


あたしの、ずっと大好きなお菓子


「覚えててくれたんだ」小さい声で呟くと


「当たり前です、」嬉しくて、涙が出そうになる


戻りたいけど、またあの時たいに


なくなったら…思うと、怖い


皆は天才子役だって、言われたあたしが好きなんだ、すぐにあたしを飽きて


捨ててしまう、だからあたしは


空へいくと決意した、このドッキリが終われば



………



「じゃぁ、もう塾に行く時間だから、

また、会いましょう」


そう言ってその子はさっていった


「めちゃくちゃ嬉しい」


そう言って帰っていると、


やっぱり電車の中はいつもみたいに


ジロジロ見てくる人たち


今日は、イヤホン付けず


あたりの音を聞いていた


するとあたしと同い年くらいの子達が


あたしを見ながら、


「あの子、可愛いし似てるじゃん、」


「でも…」


そう言う話をしている、


「でも何よ、」


「だってもし、みぃちゃんだとしても、

やめて、今一般人ライフを楽しん出るんだからさぁ」


「でも…あたしは、みぃちゃんみたく

なりたかった、だから劇団に入って

お芝居もして、先生がいつも言ってた

愛撮美咲ちゃんみたく、なるのって」


(そうだったんだなんか嬉しぃ)


あたしは、高校生達に、嬉っくて


笑顔を向けると


劇団に入ってる話をしてくれた


子はもう一緒にいる女の子の、肩を

嬉そうにたたいている


「止めて」そういいながら嬉そうに


あたしをみてくる


「やっぱみぃちゃんだったんだ」


周りの人が、あたしをみてくる


電車の中の人達が


「やっぱりそうか」


「あの子見るたび思ってたんだ」


そういう話が飛び交って


だけどみんなは、あたしを見るだけで


話しかけてこようとはしない


今は昔と違って、追いかけてきたりする人


へった気がする、


(平和だ!)でもそれはあたしが一般人だから

かなぁ


あたしは、最寄り駅について降りると


「あのっ!サインください」


(いや〜あたし、一般人なんですが)そう叫びたかった


あたしは何10人のも人にサインを頼まれ


逃げる、誰かぁそう思っていると


「皆さんお静かに」


目の前に現れたのは、いじめられる元凶を

作った一輝くんだった


「はぁ?何だよ」


「もう、愛尾は芸能人じゃない、だからそっと、してっやって欲しい」


一輝くんがそういうと


「うるせぇ、俺たちはただ…」


「そうだ突然辞めて、でもずっと復帰を

待ち望んでる」


「「「そうだ〜」」」」


そう言っている皆さんにあたしは嬉しくて


「ごめんなさい、あたし」


あたしは…終わるんだ、あたしを


こんなに覚えてくれる人たちがいる


それでいい、


「ごめんなさい、あたし皆さんに覚えていただいてて嬉しぃ!でも、あたしは」


「そうなんだごめんね」


そう1人の人が言った、


(あたし、みんなの記憶に残る、人だったんだ

嬉しぃけど……)


「とにかく」


そう言って手を引っ張る一輝くん


そのまま走っていく人だかりが追いかけて

来て


「まけたね、」そう言ってくるから


「離して、こんなとこ見られたら、また…」


「また…何」いじめられると、思い


「ううん何でもない」これ以上いじめは

されたくない


「今日はありがとう、助けてくれて」


「ちょっまた困ったら助けるから」


困っても助け呼んだら、あたしはいじめがひどくなるから


あたしは家に帰って、クマのぬいぐるみを抱きしめ、ベットにダイブする


するといつの間にか、寝ていた


目が覚めると、クマのぬいぐるみを


抱き抱え、メイクもをとしてないまま


ベットに寝ているあたしの姿を


全身鏡が映し出す、


全身鏡にカバーお掛け


メイクシートで落とし


そして普通なら、洗顔しに行くところだけど、


お父さんに会わないように、しなきゃけないから、顔にシュッと、ウォーターを吹きかけ、


叩いて、化粧水を3回する


洗顔もしてないのに、7ススキン法は


余計ウエッティーになるから、3回でOK


そして、あたしはスマホを見て


飛び跳ねた、だって…



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