【超能力先輩とリブロース】
万、椛→3年生
ちよ、楓→2年生
霊音→1年生
特に時期とかはありません。
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ち「楓、随分悩んでるみたいだけどどうしたの?」
万「何か失くした? 椛、さがしてあげなよ」
椛「どうせ大した用事じゃないだろ。ほっとけ」
霊「彼女に対して酷い言い草ですね」
楓「椛先輩はいつもこんなもんだよ。それに、実際大した悩みじゃないし」
ち「今日こっちに来てからずっと悩んでるよね? 大した内容じゃなくても相談してよ」
楓「……一番おいしいステーキの部位ってどこだと思う? 私はリブロース派なんだけど」
万「…………」
万「サーロインとかも美味しいよね」
霊「頑張って絞り出しましたね!?」
ち「まぁどうせ食べ物の悩みだとは思ったけど……」
椛「別にどこでもいいだろ。俺はヒレが好きだ」
楓「なかなかいい所選びますね~」
万「あんまり詳しくないんだけど、家族旅行で食べたサーロインステーキが美味しかった」
ち「私も好きですよ、サーロイン。子供の時だったのであんまりわかってないですけど」
楓「うーん、たしかにサーロインも美味しい」
霊「お肉なら何でもいいんじゃないですか」
万「友田さんってタンが好きって言ってなかった?」
楓「焼肉ならそうですね。ステーキとなったら別です」
霊「やっぱりグルメだけあってこだわり強いんですね」
椛「グルメじゃなくて、ただの大食らいだろ」
ち「アレが好きとかコレが好きと言いつつ、食べられるなら何でもいいんでしょ?」
万「親友と彼氏だけあってお見通しだね……」
霊「まぁ言われてみれば楓先輩ってそういうタイプですよね~」
楓「いやいや、私は食材にもこだわるタイプだよ? お米の品種もお肉の部位も食べたら当てられるし」
ち「まぁ孤独のグ〇メみたいなことしてるんだから当てられなきゃ困るよ」
椛「何の話だ?」
万「こら、ちよ!! あれは友田さんのやつだから言っちゃダメ!!」
楓「……?」
霊「……?」
椛「まぁ結局のところ、品種や部位を当てても美味い美味いって言って食うことに変わりは無いだろ?」
楓「それはその通りですね。食べるの大好きですし」
万「……食に無頓着な椛とは正反対だね」
ち「読書してたら食事を忘れる先輩が言いますか!?」
霊「超能力者はみんな普通じゃない食生活なのかしら……」
椛「ああ、一番マシであろう愛も、野菜とプロテインが中心で普通とは言えないもんな」
霊「幽見もご飯を食べないことはしょっちゅうよ。言うまでもないけどしぐれんもね」
ち「本当にまともな食生活の人が居ないですね!?」
楓「葵先輩と椿先輩は?」
椛「椿先輩はペットのえさを食うことがあるぐらいにはイカレてるよ」
万「富士見も死ぬたびにお腹すくから、どっちかっていうと暴飲暴食気味だしね」
霊「私もほとんど食べることはないですし」
ち「私以外にまともな人が居ないの間違いでは……?」
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