【幽霊後輩とチャームポイント】
幽見、霊音、時雨→1年生
特に時期とかはありません。
休日に、3人集まって遊んでる話です。
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霊「ねぇ、幽見、しぐれん、私のチャームポイントってどこかしら?」
時「知らねぇよ」
幽「髪の毛?」
霊「しぐれんは0点ね。幽見は、そのまま続けて」
幽「……綺麗な長い髪がチャームポイントかなと思って」
時「それはチャームポイントって言うのか? お前が好きなところだろ」
幽「じゃあ、白いワンピース? 可愛らしいから」
時「それもお前が好きなところだろ!? チャームポイントってそうじゃないだろ?」
霊「落ち着いて聞いてみたら、私を幽霊扱いしてるわね!?」
幽「違うよ。霊音のチャームポイントだよ」
時「今のところ、貞子と変わりないぞ……?」
霊「あんな、ザ・幽霊ってかんじの怪異と一緒にしないでよ」
時「髪が長くて、白いワンピースで、神出鬼没……。貞子じゃねぇか!!」
霊「髪が長いのも白ワンピースも幽見の趣味よ!!」
幽「神出鬼没は霊音の性格だけどね」
霊「そもそもはチャームポイントの話でしょ。笑顔が素敵とかあるじゃない」
時「お前の笑顔に素敵イメージはねぇよ。人を小馬鹿にしたような笑い方しやがって」
幽「愛先輩と変なドッキリしてるときのイメージしかない」
霊「ちょっとまって、しぐれんはともかく幽見は私の彼氏よね⁉ フォローしてよ!!」
時「お前がフォローできないぐらい酷いんだろ」
霊「そ、そんなことないわよ!! 髪とか服装は褒めてくれたわよね!?」
幽「……まぁ、笑顔についてはノーコメントで」
霊「じゃあ、私のチャームポイントって、本当に髪と服しかないの!?」
時「そもそもチャームポイントって、そういう感じで決めるものじゃないだろ」
霊「ちよちゃん先輩も楓先輩も葵先輩も椿さんも、チャームポイントあるのに……」
時「お前は先輩しか友達いないのかよ。ちなみに、どんなところ?」
霊「ちよちゃん先輩は背が低い所で、楓先輩はよく食べるところ」
霊「葵先輩はドジっ娘なところで、椿さんはエロいところ」
霊「最後はチャームポイントって言えるの!?」
時「人の姉貴に何言ってくれてんだよ……」
幽「そもそも、それを本人に言ったら怒られそうなものばっかりだね」
時「お前のチャームポイントは幽霊っぽい所って言われるのと同じだぞ?」
霊「しぐれんにそんなこと言われたら、ビンタするわ」
時「俺だけかよ。あと、ビンタ出来んのか!?」
霊「いや、しぐれん以外でもビンタするわよ? しいて言うなら、幽見は許すわ」
幽「そうなの? 彼氏だから?」
霊「あなたの場合は、本音で褒めてると思ってるから。そこが好きだし怖い部分でもあるんだけど」
時「いちゃつくならよそでやってもらえます!?」
幽「怖いと思ってるの? なんで?」
霊「正体不明の何かに、平気でそんなこと言えるメンタルが怖いのよ!!」
時「シレっとサイコパス扱いしてるな」
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