第5話 君に会いたい、会えない夜に飽いた



 会いたい そう 会いたい

 君に会えない夜に飽くほど 会いたい


 このガラスが隔てるから

 会えない ずっと 会えない

 会えないままじゃ嫌なんだ


 幾日 毎夜 祈って 夢を見てたのに

 実際に触れた記憶がかすんでしまうよ

 夢の君だけが証拠

 幻で 実体さえないけれど

 この世界のどこかに君がいるんだと

 確かめさせてくれる


 会いたい 会えない 切なさが

 この心臓を突き破りそうだ

 脳をおかして 心を狂わせてしまいそう


 特に闇の深い夜なんかは


 君と言う光を求めて


 飽くほど 狂う夢を見てる


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