とし 〜ゆきちゃんとどうしよう〜
「うーん……」
「どうしたの? ゆきちゃん」
「それがすごく迷ってて」
「何を?」
「年齢です」
「?」
「昨日私誕生日だったじゃないですか」
「うん。そうだったね」
「普通なら25才になるはずなんですよ」
「そりゃそうだ」
「でも、作品的に年齢を上げるべきかそうでないかすごく悩んでるんですよね、作者が」
「作者か。あー、でもそうだね。こういう作品だとどうしようか悩むよね。年齢を上げると色々不都合が起こりそうだし、上げないと同じ年を繰り返すことになるし……」
「決めました!」
「お、どっちにするの?」
「やっぱり24才のままでいこうと思います」
「日常系だしそれがいいかもね」
「私と侑希さんが24、
「そうだね。14と15じゃ全然違うもんね」
「ややこしいですけど、よろしくお願いします」
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