帰省編やりたい
「侑希さん、作者がもう一回帰省編をやりたいって言ってるんです」
「帰省編? この前やったばっかじゃんか」
「それでもやりたいって」
「うーむ。相当ネタ切れなんだろうね」
「はい。それで、もう一回帰省編やりませんか?」
「まぁ、雪斗君は人気キャラだし、たくさん出てくれるのは嬉しいけど」
「あ、そっちじゃないです」
「そっち?」
「私の実家じゃなくて、侑希さんの実家に行ってみたいな、と」
「うち!? あー、どうだろう。姉さんいるけど、まぁ、大丈夫か」
「ほんとにいいんですか?」
「うん。姉さんに連絡してみるよ」
「ありがとうございます。作品的にはまた新キャラ登場ですね」
「だね。雪斗君に次ぐ二番目か」
「三番目じゃないですか? 教頭先生、雪斗、侑希さんのお姉さん……」
「君の学校の教頭登場してないよ。名前だけはよく出てくるから準レギュラーみたいなものだけど」
「でも、ちょっと不安もあるって作者が……」
「不安?」
「新キャラが登場しすぎちゃうと私と侑希さんが薄まっちゃうんじゃないかって。それと作品の当初の方向と変わっちゃいますし……」
「結構ガチなやつだ。でもまぁ、いいんじゃないかな。ほら、せっかく読んでくださる方がいるんだから、ネタ切れで絞り出したネタを観てもらうよりもちょっとでも楽しんでもらえる方がいいでしょ。うまくいかなかったら元に戻せばいいんだし」
「そうですね。だそうです。作者さん」
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