一歩踏み出す頃に

「ありがとう」の感謝の言葉を忘れずに

自分の意思で

自分の足で

力強く一歩踏み出す時

未来への恐怖や不安を手の中に納めて

未来への希望や期待を膨らまそう


ふかふかな土の中から

可愛らしい芽が出たのを見たときのように

子どものように

胸がはずむ

昔の友達とは今までのように遊べないけれど

笑顔で「またね。」と言い合って

「ありがとう。」と言い合って

感謝を伝え合おう

もう、さようならだね


一歩踏み出す頃は一人で歩んでいくけれど

旅の途中で沢山の仲間を集めて

いつしか皆で楽しく日々を勤しんでいく


「さようなら」という別れの言葉を信じて

新たな出会いと

新たな決意を

胸に熱を集めて外へばら撒く時

過去の思い出と優しい眼差しは目を閉じて感じて

過去の失態と虚無感は未来を信じて埋めに行こう


コンクリートのように硬く

掴んだ腕を離す事が出来ない

嫌われたくない

けど離さなくてわ

だからあなたから振り払うのを待っていた

さようならだね

「バイバイ」と手を振り合って

別れを告げよう

今までありがとう


一歩踏み出す頃に一度立ち止まった

過去をふと思い出し、もう一度「ありがとう。」とつぶやく


ありがとう

さようななら

もう時間だからそろそろ行くね

第一歩を踏み出して・・・

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