詩集です。花や月など題材も上手いの多いです。情景が目に浮かぶようです。優しい詩が多いです。恋を思い出させてくれます。切なくなる時もあります。ほっこりする時も。名言も多いです。美しく純粋さが溢れている詩ばかりですね。幸せが伝わります。
とても柔らかい雰囲気のポエムだけども、強い愛を感じる素敵な詩集です。あぁ、作者様は心に熱い愛を秘めた方なんだなぁって思います。なかなか、自分の愛を素直に言葉にする事は難しいです。若いころならすんなり出来ていたかもしれないその作業は、年と共に難解な事になってきました(私の場合)。静野ふゆ様のポエムを読んでいると、忘れかけていた熱い想いを思い出します。それは、忘れたくないものでもあります。『柔らかいけど芯が強い女性』そんな方かな、きっと作者様は。
詩というのは、自由に浮遊していいと思うのです。切ない恋も 温かい愛情もすべてを「詩」の形式に落とし込めばいい読むほどに、書き手が自由に言葉の海を泳ぎ渡っているのに気づきます。もっと自由にもっとあなたらしく書いていい。いずれこの世のすべての文字があなたの味方になる日が来ます。もうじきです。そういう、詩群です。