第8話 軟骨ピアスの育て方~いざ、実行編

 遂に実行日の到来となりました。

 少しでも何かあった時のリスクを減らす為、前日は体内アルコールを抜いておきました!

 

 病院の予約時間は、一般診察が終わった後になるので遅めです。メインは皮膚科だからね。

 出来れば少し早めにお越し下さい、との事で余裕を持って家を出て、何事も無くやや早めに着きました。待合室は一杯、繁盛してるんだなぁ…って事はいい病院っぽい!?

 受付にて、診察時間まで病院外にて待機お願いします、と言われた。ぅえっ!?と思ったが、皮膚科の方の診察が混んでいて2時間以上待機時間があり、このコロナ禍、待合室に人数の余裕を持たせてリスクを減らす為だそうな。病院のサイトで進捗状況の確認が取れ、時間が来たら電話連絡してくれるので、安心して外で時間潰し出来るぞ、と。

 その間は大型スーパーや家電量販店で色々見たり買い物したりして過ごし、ぼちぼちかな~と歩いて戻っている時に丁度連絡がありました。

 

 病院に戻ってしばらく待った後に名前を呼ばれ、遂に施術の時が来ました!

 診察室に入ると、先生と看護師さんが数人。みんな若くて綺麗な女性の方です、ドキドキ…しかも、親切でめっちゃ感じが良い!説明と問診の後サインして、開ける位置を決めて、ようやく穴を開けます。初志貫徹で右耳ヘリックス、でもあまり端だと千切れそうで(いや、そうそう千切れんて💦)安全安心の為、少し内側にしました。そこにペンで印を付け、施術開始です。

 簡単な部分麻酔をして「少しチクっとしますよ~」等と注射を打つ前の常套句を言われ、ホントーに少しか?少しなのか!?とビビりながら固まっていると(一ミリたりとも動いたらアカン事になる、と思って)本当に少しだけチクッ、っと痛みがあっただけでした。

 大した事なくてヨカッタ~、と安心してたら「あら、出血してますね。ちょっとそのままお待ち下さい」って言われて、ええー出血!?耳たぶの時は自分で雑に開けても出たこと無かったのに?って何か怖くなってまたビビり。でも直ぐに止まったようで痛みも無いし、実際着けてみるとシンプルなストレートバーベルも丸い玉がコロン、と付いてるのが可愛くて、とても満足でした。なんだ、楽勝じゃん、案ずるより産むが易し、ですなぁ。


 消毒液と抗生物質を処方され、支払いを済ませて帰路へとつきました。この日は軽くシャワーの後、消毒をしておきました。

 ふふふ…遂に開けちゃいました、軟骨ピアス!!嬉しくて、何度も鏡を見てはニヤニヤしますよねえ、こういう時は。

 思い切って開けて良かった…いや、もっと早く思いついても良かったぐらい。どうしようか悩んでいるあなた!1歩勇気を出してみるのはどうですか?・・・って、〆が最終話みたいではないか~いwまだまだ、続きますよ~!これからが本番、次から育てていきます!!


 

 

 

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