第11話おい!黒板に変な文章を書いたやつ前に出ろ!殴るから。

 HR後、工藤さんが俺の近くに来て、

「ありがとう。味方してくれて。あの時、嬉しかった。」

 とお礼を言った。改めて見てみると、目の色は綺麗な蒼色で、黄色の髪を長く伸ばしていて、前髪をピンで止めていた。

「そうか。なら良かった。」

 といって席を立とうとすると、

「え?ちょっと待ってよ!何しに行くの?私も着いていく!」

 と言ってついてきた。暇人なんすか?

 俺は気にせず自販機の前に行き、ブラックコーヒーを買う。

「へ〜、ブラック飲めるんだ。」

「ああ、飲めるぞ。美味いんだよ。機会があったら飲んでみ?」

「私、ブラックコーヒーに角砂糖入れる派だったよ。」

 まじか。まぁ、人の好みに口は出さんけど。虫歯になるぞ。

 俺と工藤さんが教室に戻ると、

 "清隆は仁美のことが好き!"

 と黒板に書かれていた。工藤さんは顔を真っ赤にしていた。周りを見てみると、くすくす笑ってる奴がいた。あんたらは小学生ですか?はぁ、日直の面倒を増やすなよ。今日の日直は、ファッション?として手に包帯を巻いている女の子だった。その女の子は何かに怯えていた。俺は授業に支障をきたすことがないように、黒板に書かれた文章を綺麗に消す。工藤さんも手伝ってくれた。しかし、俺は10分休みを使って飲もうと買ってきたブラックコーヒーを飲むことができなかった。


後書き

仁美:「そーいえばなんだけどさ、週間ランキング400位以内に入ったよね。」

清隆:「ああ。そうだな。嬉しいよ。」

仁美:「読んでくれたみんなのおかげだよ。ほんとにありがとう!で、話題を変えるけど、新キャラの匂いがしない?」

清隆:「雑だなぁ、話題の切り替え方が。」

仁美:「まぁ、いいじゃん。どーゆーキャラなんだろうね?」

??:「いるだろ?!見えんのか?!」

清隆:「さて、いつものをよろしく。仁美さん。」

仁美:「慣れようね?」

清隆:「………わかった。」

仁美:「まぁ、いいや。」

仁美:「気を取り直して、いつも読んでくれている皆さん、ありがとうね!フォローしてくれたり、ハートをくれたりありがとう!感謝感激雨あられですよ!読んでやってもいい、続きが気になる〜、この作品が好きだなという人は是非フォローしてね!星、レビューも待ってるよ!!気軽に感想やアドバイスを送ってね!」

??:「我のこと無視するなよぉ〜」

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