第10話人を見た目で判断してはいけない理由がそこにある。

俺はみんなの分の弁当、といっても未来莉さんの弁当は作らなかった。理由は今日はずっとアパートにいると言っていたからである。なので大家さんと未来莉さんのお昼ご飯を作っていくことに。

午前6時半に皆がいっせいに起きてきてご飯を皆で食べる。俺は食べ終わると、大家さんに皿洗いを頼んで、早めにアパートをでることに。理由は、俺のお気に入りの喫茶店が朝からやっていると言っていたため、朝の喫茶店を堪能したかったからである。俺はお気に入りの喫茶店に行き、カプチーノを頼み、ラジオを聴きながら自分の世界に浸る。8時まで。

そして、遅刻せず無事に学校に到着した。

教室に入ると、

「あなたがこの花瓶を割ったんじゃないの?」

という怒鳴り声が聞こえた。朝からうるせぇな。せっかく喫茶店で朝コーヒーという貴重な体験ができて幸せだったのに。

と俺が思っていると、さっき怒鳴り声をあげていた女の人が

「ねぇ、あんたはこの人が花瓶を割ったと思うでしょ?見た目からして不良っぽいし。」

と言っていた。俺は昨日の未来莉さんと似ている状況だなと思い、さらに気分が不快となり、

「あんたはこの人の言い分を聞いたのか?見た目が不良っぽい?いやいや。俺からしたらあんたの方が不良に見えるけど。ああ、後、俺の答えはわからない。何故ならこの人の話を聞いていないから。話してくれる?そこの人。」

「あの〜、昨日自己紹介したよね?私は工藤仁美(くどうひとみ)」

「すまん、その時は考え事してて聞いてなかった。」

「まぁ、いいけど。私が学校に来たのは7時30分。その時には地面に落ちて壊れてた。昨日は割れた花瓶に触ってないよ。」

なるほどね。俺は周りの人を見渡した後、俺は花瓶を見る。すると、あることがわかった。

そう、花瓶の欠片に血がついていたのである。俺はもう一度周りを見渡すと、手に包帯を巻いた人を2人見つけた。1人はファッション?みたいにしていたため、もう1人の男の人の近くに行き、

「この包帯はどうしたの?見た感じ新しいけど。」

「花瓶を割ったの俺じゃねぇし!

「いや、俺まだ何も言ってないし。素直に言ってくれてありがとう。録音したんで。後、保健室に行けばわかると思うけど。ここの学校の保健室の先生、来るの早いから。」

というと、その男の人が青ざめた顔をしていた。

その後、担任の先生が来て事件が発覚し、その男の人は反省文10枚と弁償をしろと言われた。

俺は、冤罪を防げた代償としてアーカイブに残らないラジオを聴き逃した。朝から気分がブルーになった。


後書き

仁美:「やっと私の出番だ!嬉しい!」

清隆:「そうだね。あっ、そんなことよりPV400超えたよね!」

仁美:「確かに。すごいよね!フォローしてくれる人も増えてきたし。」

清隆:「ああ、そうだな。(まだ気づいていないのか。雑に扱ったこと。)」

仁美:「気がついてるよ?わざとだってわかってるから指摘しなかったの。」

清隆「なんかごめん。あっ、工藤さん。ここに来たらフォローのお願い等々しないといけないルールなんですよ。なのでやってください。」

仁美:「ここでは名前で呼んでよ!」

清隆:「仁美さんお願いします!」

仁美:「よーし!さん付けだけどやるぞ!」

仁美:「みんな、読んでくれてありがとうね!フォローもしてくれて私は嬉しいよ!続きが気になる〜という人、読んでやってもいいという人は是非フォローをお願いします!ハート、星で評価してくれてありがとう!出来れば星、レビューもくれると嬉しいな♪読んだらハート押してやってもいいという人は押してね♪」

清隆:「さん付けしないとハードルが高いままなんです。」

仁美:「慣れていこうね!」

清隆:「善処します。」



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