第21話 学校をシメるぜ! 番長退治(一方的)、夜露死苦ゥ!!
朝からあくびが止まらねえ。無茶させた脳みそがまだまだ疲れているんだろう。今日明日くらいはこんな感じで緩く流していくしかねーな。飯を作り置きしておいてよかったぜ。
《何なら学校を休めばよかったのに、出撃の次の日はお休みって子も結構多いみたいだよ?》
(そういう休み方は休み癖が付くからなぁ。1日が2日、3日と続いていくもんだ。怠惰なガキが腐るなんざあっと言う間だぜ?)
スーツちゃんのいるオレはまだいいが、ひとり暮らしのガキは止めるヤツもいない。戦闘でちょいと纏まった金が入ったら歯止めが利かないだろうよ。
隣の席にいた陰キャ君はこのパターンか? 今日は来てねえや。そこそこ稼げちまうと当面平気と思ってサボりたくなるもんな。もしくは怪我でもしたか。
《気になる? 残念だけど隣の男の子は未帰還みたい》
(………そうかい)
ガキにしちゃわりとマシな空気持ってたんだがな。どんな準備していようと死ぬときゃ死ぬ、か。
お疲れさん、次はもっと楽に生きられたらいいな。
《あとは低ちゃんの知り合いだと、夏堀って子も未帰還だね》
(……チーム勧誘の話は白紙だな。GARNETはまだ空いてるみてえだし、単機に戻るか)
《やっぱりガンドールには残らないの? 低ちゃんが勧誘すれば応募が殺到するんじゃない?》
(結局
ガンドールチームは目的を達成、解散だ。最後に纏まった金も入って文句無い幕引きだろう。感傷ってわけじゃねえが、オレもあいつら以外とは組みたくねえし。これでいい。
……あいつらにとって最後のメンバーは、やっぱ死んだ弟だけなんだろうよ。つまりオレはどこまでもピンチヒッター、スタメンじゃねえのさ。そんな狭い席は御免だぜ。
(それにしても今回は未帰還が多くなった印象だ。知り合いが消えたからそう感じるだけかもしれねえが)
《実際に帰還率が悪かったみたいだよ。ちょっと問題があったみたい》
(問題? 具体的に何かは分かるかいスーツちゃん)
《オペレーターからの転戦要請が多かったみたい。一度目は生き残っても次で、ってパターンで撃破されちゃってる感じ》
生き残ったことで気が大きくなって欲張ったか、クソオペレーターとのやり取りで根負けしたかだな。引き際を誤る典型パターンだ。
傍目には何でもなさそうでも、自分もロボットも見えないところで消耗してるもんだ。パイロットは頭が興奮して疲労に気が付かなかったり、ロボットは計器にまだ出てこない潜在的な損傷をしてるかもれねえ。
特にパイロット側の問題はデリケートだ。テンションが高すぎるのはよくねえが、興奮が冷めたら冷めたでもう一度戦闘できる万全の精神状態に持っていくってのがわりと大変だったりする。どんな形で戦うにしても精神状態ってのは重要なもんだがな。命のやり取りならなおさらだ。
テンション下がって気が散ってると、ここぞの『死んでたまるか!!』って踏ん張りがきかないし、単純に反応速度も変わってくるからな。休憩は悪くないが転戦の時間差で『心の間』が空くってのは、
ゲームの話になっちまうが、2回目3回目より初チャレンジのほうが先に進めたりする現象が近い。
短期決戦でとっととやり切って帰る、最初のうちはこれが一番
これが訓練なら何度もやるうちに成績は初回より良くなるだろうよ。だが、実戦は1回死んだらそれで終わりだ。2回目は無い。わずかな緩みだって許されねえ。
素人が死神の手招きから逃げてえってんなら、まず誰が戦場で戦っていて、何のために戦ってるか思い出すべきだな。少なくとも通信機の向こうのクソッタレのためじゃねえだろう? 口から平気で糞たれる相手に付き合うもんじゃねえよ。
(ほんと、スーツちゃんがいてくれて助かるよ。おかげで三流オペレーターを雇う必要が無いからな)
いけ好かねえ野郎と会話しながら戦うなんて、それだけでストレスマッハだ。絶対に御免だぜ。
《ムヒョヒョヒョヒョッ。そんなおだてても不良整備士のところへは誘導しないゾヨ?》
(……チッ、こういうガードは固えよな。なんとか――)
《右後方斜め、投擲物》
視線を向けると膨らんだ店の有料袋が空中にあった。その後ろにいる番長野郎が投げたヤツか? 下からポイッって感じだな。危険物の場合スーツちゃんは回避を警告してくる、手で受けても平気だろう。
クラスメイトの時代錯誤な番長みてえな格好してる男。コイツなんのつもりだ?
「おう、洗っとけ」
…………あ゛っ!?
《うわー、中身は汗臭い洗濯物だよこれ。ゴメン、スーツちゃんのミスだ。手を洗いに行こう》
(その前にやることがある。
《ウィ、筋力補助開始。強く握ると破けて汚物が出ちゃうから気を付けて》
実際に計測したことは
ドッパーンッ!! って感じに、モロに顔面に喰らったタコがひっくり返った。当たった勢いで袋が破けて洗濯物が飛び散ったが、オレが触ったわけじゃねえからいいや。って、臭っせえ!? 何日前のだよ。
臭いのは嫌だが今はしょうがねえ。椅子を片手に、汗臭い洗濯物を顔にかぶったまま大の字で倒れているクソガキに歩み寄る。テメエ、ここまでコケにしてタダで済ますと思うなよ?
「なんのつもり (だこのガキッ!)」
《名前は
(親はどうでもいいよ。こいつの意図が知りてえわ)
「お、おまえオレが誰だか――」
椅子でブッ叩く。持ち上げた瞬間、さすがにヤバイと感じたらしく腕で防ごうとしたが意味
何か喚いてっけど5回目あたりで悲鳴になった。男が泣き入れたら世間じゃお終いだぜ?
「なんのつもり (だ)?」
すっかり縮こまったエセ番長にもう一度椅子を振り上げる。
「せ、洗濯、してくれ」
殴る。いよいよガチの悲鳴になった。野郎の悲鳴だが、14歳あたりじゃまだちょっとだけかわいそうな気にはなるな。爪の先くらいなぁ!
「たたた玉鍵さん! 死んじゃう、それ以上は死んじゃうから!」
《木之元トトリ。一般の子》
割って入る気は
こんなガキのために酔狂なこったぜ。最後に使ってた椅子をクソガキ番長に投げつけて席に戻る。そんな恰好した野郎が泣いてオエるくらいオウオウえずいてんじゃねえよ! 胸糞悪いわ。
(
《ママ代わりの幼馴染が未帰還で、その幼馴染の代わりを低ちゃんにやらせようって、どういう精神構造なんだろう? スーツちゃんもさっぱりだよ……》
耳クソ男は昔からあんなキャラらしい。周りとトラブルになると幼馴染が謝って、それで片付かないと今度は基地勤めの父親が出てきて恫喝していくってパターンでやってきたんだと。これは知り合いらしいクラスメイトの要約だ。庇ってなかったところを見ると友人ってわけじゃねえようだ。
だよな、
父親だけなら親の甘やかしで生まれたとっちゃん坊やだが、この幼馴染ってのがオレには本当に訳がわからん。
この女に甲斐甲斐しく世話を焼かれてきた結果、耳クソは自分で洗濯機のボタンさえ押さない生活に慣れ切って、他の誰かにやってもらうのが当たり前と思い込んでいる始末だ。
信じられるか? ガチでいるんだぜこういうヤツ。誰かにやってもらっても『他の誰かの労働の結果』と感じないし頭を巡らせない人間。用意されていて当たり前としか思わない。親に甘え切ったクソみたいなガキに稀にいるんだわ。
(で、何で次の寄生先がオレなんだっての。何の接点も無かったぞ?)
《顔が好みだから、とかスゴク単純な理由じゃないかな? 幼馴染の子にものすごく面倒見てもらってたし、『オレ様を世話するのは女の役目』とか平気で思ってそう》
乱闘っつーか、一方的なリンチにしたのでさすがに教師から事情聴取された。オレは事の経緯を話すだけだがな。ナメたマネしやがったからシメただけだ。人を勝手に舎弟扱いしやがって。忌々しいことにあのガキ、無駄に丈夫で骨折もしなかったようだ。14の中坊と思わずに、もうちょっと力込めて殴ってやりゃよかったぜ。
(あの教師も大概クソだったな。何が穏便にだ、汚ったねえ汚れもの投げつけられて黙ってろってのかよ)
《基地の偉い人がモンペだと色々恐いんでしょ。他の生徒が黙って言う事聞いていてくれれば平和、としか思ってないと思うよ? イジメはね、問題にならないんだよ。いじめられっ子がやり返して初めて問題になるのさ♪》
(ケッ、胸糞悪い……んじゃ次は基地のバカ親が相手か。腕が鳴るぜ)
《どうだろ? 低ちゃんはもう超のつく有名パイロットだし、腰巾着と言われるようなタイプなら強いほうになびくかもね》
(そういやあいつパイロットじゃねーのか? あの恰好で)
《親がお金持ちだからねー》
底辺と違って出撃は義務じゃねーからな。裕福な家庭ならガキを戦場に送る必要も
《まあまあ、そんなにイラつかないの―――知り合いが死んだ事まで八つ当たりしちゃダメだゾ?》
(……そんなんじゃねーよ)
何度も経験してる事だ。今さらどうってことはない。安全なところで粋がってるヤツが戦場に出てこないって現実に、無性に腹が立っただけさ。
<放送中>
玉鍵たまという転校生は見た目からは想像がつかないほど沸点が低い。転校初日のSW会襲撃騒ぎからして相当の物だ。
いくら
だが、彼女は誰一人許さなかったらしい。
友人のひとりがそのSW会に属していた木之元は、顔に酷い痣を作られたのに固く口を閉ざす友人から根気よく話を聞き出し、そのあまりの惨状に息を飲んだ。
当然その原因となった玉鍵は学校から、あるいはもっと事態が大きくなって警察の介入があると思っていた。
しかし学校側は沈黙したままで玉鍵は変わらず登校を続けている。気が付けばSW会の話はガス漏れによる爆発事故に置き換わっていた。
つまり玉鍵たまという人物はそれほどの権力に守られた存在ということに他ならない。SW会も決して素行が良いとは言えなかったが、ここまで暴力的ではなかった事を考えるとこれで良かったのか悪かったのか。
そして木之元トトリは今日、そんな玉鍵たまの凶暴性を自分の目で垣間見た。
(椅子を振り回して殴りつけるって、女の子のする事じゃないでしょ……)
華奢な体に見合わぬパワーにも驚いたが、何より攻撃の執拗さと躊躇の無さに木之元は恐怖を感じた。男の耳目が泣き叫んでもまるで気にすることなく椅子を叩きつけるさまはいっそ機械的で、まるで単純作業でもしているように見えるほど。
(やっぱりパイロットをする人って、暴力的で恐い)
さっさといなくなってほしい。戦ってるならそのうち死ぬのだし、それが早まってくれればいいだけだ。
木之元トトリはパイロットをせずとも良い裕福な家庭に生まれ、貧しい者の苦難など知らないし、知る気さえない。パイロットが命がけで資源を獲得していることを知識として知っていても、間接的に自分が得られる恩恵に感謝など無い。
その仕事が必要と知っていてもつい汚物処理業者を忌避してしまう感覚のように、自分は暴力的な職種を生理的に嫌悪しているだけに過ぎない。
だから消極的にだが排除しようと思案する。矢面に立つ気など最初から無い。自分の知らぬところでいつのまにか消えてくれれば最上だ。別に自分が積極的に介入したいわけじゃない。
例えば、匿名で今日の出来事を不特定多数に流してみたらどうだろう。学校が揉み消す前の段階でこの暴力事件が流れれば、玉鍵を庇う者もすぐには手がつけられず学校から追い出せるかもしれない。
(いいよね。本当の事なんだから)
彼女にとってその行為は正義である。己の本心がまったく別の動機で動いている事など悪びれもしない。
木之元トトリの身勝手な動機の名は、
<放送中>
「
「もちろん」
果てしなく胡乱な目で睨みつける獅堂にまるで動じず、玉鍵はいつもの白いジャージ姿で容姿に見合わぬコミカルなガッツポーズを取った。同じ物を二着持つほど白いジャージがお気に入りなのだろう。確かに清楚なこの少女には白が良く似合っている。
先日の帰還直後、獅堂は待機していた医療チームよりも先に玉鍵の下に駆け寄り安否を確認した。『Fever!!』の流す映像で血まみれの玉鍵を見た時から気が気ではなかったのだ。
コクピット内の玉鍵は出血こそ止まっていたが、とても無事とは思えない有様。だというのに平気だと言い張って動こうとするので、最後は獅堂の手によって強引にストレッチャーに押し込むことになった。
戦闘で興奮したパイロットが自身の状態を理解していないことはよくある話で、そういった状況の場合は本人がどう言おうと周囲が止めてやらねばならない。老兵はそのことを良く分かっていた。
まさか治療室から失踪までするとは思わなかったが。
そして今日、何食わぬ顔で現れた玉鍵を獅堂はとっ捕まえて治療室を抜け出した理由を問い詰めた。半端な理由だったらその足で再び治療室に押し込むつもりで。
「あれはおかしい。だから逃げた」
玉鍵は基地での治療に違和感を感じたという。俄かには信じがたいが、獅堂はある事が頭の奥から引き出されて一瞬思考の海に潜った。
(この基地じゃねえが、優秀なパイロットの遺伝子を使ってデザインチャイルド作るとかいう計画があったって話は聞いたな……)
今後の人類のためと称して国によって秘密裏に、あるいは公然と人権を度外視した計画が行われたという話はたびたび噂に上がる。
優秀なパイロットをクローン化して何人も作り出す計画。その脳だけをクローン化してロボットに組み込む計画。電子的に記憶と人格を機械に取り込みコピーする計画。
いずれも与太話の域を出ないが、人類を取り巻く現実を考えれば笑い飛ばせないくらい必要性と信ぴょう性があるのがこれらの噂の特徴である。
そして目の前の少女は信じがたい戦績を残したパイロット。エリート層でさえあそこまでの成果は出せていない。今や玉鍵たまというパイロットはこの基地を飛び越えて、エリートさえ追い抜いたナンバーワンとなっている。
(むう……)
人類のためという美辞麗句を盾に国がトチ狂う可能性も、老人が笑えない程度には十分ある気がした。
『Fever!!』はパイロットの不利益を許さない。だが、最初からパイロットにするための計画であれば寛容なのではないか、という話が過去に飛び交ったことがあるのは事実だ。
というのも、エリート層では肉体の大部分を人工物に替えた『サイボーグ』と呼ばれるパイロットがいるのだ。他に肉体を遺伝子操作した『改造人間』さえいる。
であるならば、パイロットに仕立てる前提であれば『Fever!!』は見逃すのではないか? という悪魔の囁きが国の上層部に芽生えても不思議ではない。
たとえ治療できないほどの傷を人工物にして、どうにか生き永らえただけのサイボーグでも。遺伝子治療で偶発的に超人的な能力を身に着けただけでも。
多大な利益と、大義という甘い蜜の前には人の目と道徳は簡単に曇る。
他の子供が言ったことなら馬鹿な話だと一喝する。だが、それが目の前のあらゆる項目でスペシャルの評価がされたエースが言ったのならどうか。
獅堂はこの件を調べることにした。
もしも、万が一、玉鍵が国に狙われているならどうするか。それはまだ思いつかない。基地の長官程度なら最悪腕力でなんとかなるが、相手取るのが国ではさすがに大きすぎる。
それでも目の前の少女を人の所業の犠牲にすることは断じて許しがたい。そうまでしなければ絶滅するというのなら。
(いっそ滅んじまえばいいんじゃ。この娘が寿命を迎えるくらいまでは持つじゃろ)
彼女が来るのを待っていたガンドールチームにしきりに心配され、どこか困惑した表情を浮かべる玉鍵。普段の超然とした姿がやっと年相応に見えて、老人はどこか安らぐような気分を覚えた。
「もー頑固ねホント。悪びれずあなたが受け取ってくれていいの、そういう契約なんだから」
(しつけえなぁ。これはオレからのご祝儀とお悔やみだっ
《などと、意味不明の照れ隠しをする低ちゃん容疑者》
(マジだっての。金は楽に拾いすぎるとゲンが落ちるんだよっ)
《えー? 楽とは言い難かったんジャネ?》
うるせえ。額が額だろうが。世の中にゃ数千円で暗殺請け負うチンピラもいるんだぞ。ま、そんな連中じゃ仕事の程度はガキの使いだがな。
「パイロットは潰しがきかない (だろーが)。今後の元手にして (くれや)」
頭の悪いガキに多い間抜けな話だ。青春をパイロット一本でやってきたみたいなヤツが、いざ引退したら学歴も他のスキルも何にもなくてまともに就職できずに路頭に迷うって話がチラホラある。焦った頃には貯金も寂しくて人生が立ち往生しちまう。
それならそれで首括ってくれれば面倒が
元パイロットはだいたい体力と度胸とやっすいプライドだけはあるからな。ああいう連中は同じパイロット稼業としちゃイラつくってレベルじゃねえ。スラム街目掛けてスーパーロボットの火器を諸共に撃ち込んでやりてえくらいだ。
敵相手に命張って稼いできたヤツが『余生』っていう現実に負けちまう結末。冗談じゃねえや。
「MORI、TAMAはオレたちにデカい借りを背負って、しっかり生きていけって言ってるのさ」
(んなこた言ってねえっ)
《まあまあ♪ 説得に回ってくれてるんだからステイステイ》
(犬か! ガルルルルッ!)
《犬だ!?》
「卒業したら会社でも興そうか? いつか引退した玉鍵が就職に来てくれるかもしれないし。面接くらいは優先してあげるよ?」
「言ってろ(クソメガネ)」
「なんで玉鍵は僕にだけ当たりが強いんだ!?」
社会に出る前に物言い直しとけや! いちいち鼻に付くんだよオタク野郎! あ゛ー、もういい………全員憑き物が落ちたみてえな顔しやがって。先に進む気になったならモタモタすんなよ?
ガンドールチーム、悪いチームじゃなかったぜ。引退しても体だけは最低限鍛えとけよ。パイロットは生身じゃ形無しなんだからな。
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