終了、そして混合戦
今日はなんだか物足りなかった。
難なく優勝した、そんな感じだ。
もしかしたら苦戦したのかもしれないが、昨日までが絶望的すぎたのでもしかしたら感覚が麻痺しているのかもしれない。
さて、今日の事も書かないと……。
ルラ達への手紙は毎回フィオレス魔法学院を通じて送られる。
その速度は最短で半日だ。
各日にちの最後に魔法で一気に送り、仕分けをして送られてくるのだ。
ルラ達からも返事が早ければ一日で返ってくる。
「一法生サウルさ~ん、手紙で~す」
手紙を受け取る。
「二通ですか?」
「えぇ、もう一つは差出人不明なので拒否もできますが如何がします?」
前の世界では怪しすぎて絶対に拒否したがこの世界では差出人不明の場合は重要な連絡の場合もあるそうなので受け取っておく。
「いえ、いただいておきます」
「わかりました、それでは」
配達員は走り去っていく。
差出人不明の手紙を開ける。
そこにはこう書かれていた。
サウル・ラットへ
ルナという少女は連れてくるな。
さもなくば、お前は後悔することになる。
なんというか、脅迫の仕方が単調すぎて最高潮に怖い。
特に理由も書かれていないのでルナという少女を連れていくと何かあるのだろうか?
情報量が少ないので、明日皆に相談することにした。
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