第12話 祈り
無事、司祭様にクッキーを渡せました!
「これはとても美味しそうですね!
ありがとうございますお嬢様。感謝いたします。」司祭
「いえ、お好きかも分からなかったのですが、
お口に合えば幸いです。
このような事で御恩をお返し出来るものではないのですが、
どうぞ召し上がってくださいませ」私
「いえいえ、お気持ちがとても嬉しいです。
それに恩などとはお思いにならないで下さい。
全ては神の思し召しなのですから。
良ければ一緒に神に祈りを捧げましょう」司祭
「はい。」私
髭モジャの神様像の前に膝を着き、祈りを始める・・・。
神様、強姦からの傷を癒していただきありがとうございます。
凄いスキルをありがとうございます。
これでかなり身を守れるようになりました。アレコレあれこれ・・・
パー―――キラキラキラ・・・・・。
その時、
私が一心不乱に感謝を捧げている時だった。
私が気付かぬ間に、光が舞い降りていたのを二人は見てしまった!
司祭(この光は神の祝福・・・!
この子は祝福の義での異常な発光といい、何かあるようですね。
いずれにしても、幸多きことを・・・)
先生(先ほどのスキルといい、異常な魔法の行使といい、
異様に物覚えのいい頭脳にしても、
この子には何かあるのう!異常過ぎるわい!)
と、司祭と先生はこの光を見ながら、
驚きと何かの前触れではないかという少しの心配とを感じていたのだ。
街から帰ると、そのまま先生と授業に入った。
今日はナイフ術を教わりました。
以前の記憶が、体術とナイフに関する知識を持っていたからか、
すんなりと身についていしまった!
基本は体術に毛が生えた様な動きになるから、
覚えやすかったってのもあるかもな。
「お主は、もうレベルを上げた方が手っ取り早そうじゃの!」先生
「へ?どういう事ですか?」私
「そう言う事じゃ!
魔法は教えることがないほどに素晴らしいし、
体術もナイフ術も基礎は覚えてしまった!
後は実践で修行あるのみじゃ。
魔物を狩ればレベルも上がり基礎体力も上がるのじゃからの!」先生
「はい。
しかし、私が魔物狩りでしょうか?
お父様がお許しになるかしら・・・」私
「ワシから話してみるわい!じゃ今日は終わりじゃ~またの~」先生
「はい。ありがとうございました」私
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