第6話 ステータス

「こちらへどうぞ!」シスター

裏に回るとシスターに誘導され椅子に座らされた。


「はい。失礼します。

あのシスター・・・

あの光、私は大丈夫なのでしょうか・・・。」私


「お嬢様、

強烈な光にビックリされているかもしれませんがご安心ください。

強力なスキルが授かるとそれだけ発光が強くなると言われていますから、

きっと素敵なスキルを授かっていると思いますよ。

ステータスと念じてみてください」シスター


ステータス。来たーーー!お決まりかよ!!

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名前:ポーラ・シュリンガー

年齢:10歳

状態:健康(転生後記憶の融合完了)


レベル:  1


体力 : 10

力  :  5

守り :  3

魔力 :100

知力 :105

素早さ:  5

器用さ:100

運  :100


スキル

・水魔法


固有スキル

☆除去術:除去できる術。除去できるものは熟練度に依存。

☆隠者 :隠れる隠すことが出来る。効果は熟練度に依存。

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へ?

(転生後記憶の融合完了)?

あの夢の事か・・・。そうか。


固有スキルが二つも・・・?

よっしゃー!

除去術?なんでも除去できるの?やばくね?

隠者!

さっそく、固有スキルは隠したい気分ですが・・・。

と思ったら、固有スキルの横に隠者効果と出てきた!


固有スキル(隠者効果中)

(☆除去術:除去できる術。除去できるものは熟練度に依存。)

(☆隠者 :隠れる隠すことが出来る。効果は熟練度に依存。)


()の中は隠れているってことかな・・・?きっとそうだろう!


「お嬢さま?大丈夫ですか?そんなに驚かれるスキルでも?」シスター


「あ!いえ。水の魔法を授かることが出来ましたわ!」私


「まあ!素晴らしい!さすが辺境伯様のお子様ですわね!」シスター


「ポーラ!どうだった?」父


「水魔法を授かったそうですわ!」シスター


「おおそうか!凄いじゃないか!」父


「ええ!さすがポーラだわ!」母


そして司祭様も話に加わり両親と共に説明を受けた。

この祝福の義はただスキルや魔法を授かるだけではなく、

ほかにも、魔力の回路を開通するという目的もあったのだそうだ。

これからは魔力を扱えるようになるという。

魔法を授かった者は特に、暴発などの無いように、

しっかりと、魔力の制御を練習するようにと言われたのだった。

こうして、私の祝福の義は終わり帰路についたのだった。

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