第26話

「...学校で待ってる」


「うん、待ってて!」


彼女はその言葉通り、次の日に学校に来た。

周りの女子は、真島マヒロが来たことで、


煙たがっていたけど、マヒロはそんなこと

気にも止めてない、その、なんだ、

トップアイドルの風格をただよわせていた。


マヒロはたった1日しか来なかった。

ま、もっとも。

アイドルは忙しいからな、、


でもな。


マヒロは凄い結果を残していった。


定期考査の結果が、やがて

廊下に貼りだされたんだが。


藤島くんを追い抜いて、二位だった。


俺が一位で、

彼女が二位。


もう誰も。


マヒロのこと、バカだなんて、

言えない結果になったんだ。






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