第4話 山里の風景

「山里の風景」


カサカサと枯葉が遊んでいる

色褪せた景色がどこまでも続いている

ここは思い出の場所

僕が幸せだったころの景色


クルクルと風が踊っている

古びた家並みが静かに続いている

ここは懐かしい場所

母と過ごしたころの風景


夕闇が近づいている

頼りない煙突から煙が上がっている

誰もが仕方なく家路につく

それでも暖かい灯りがある


サラサラと日々が過ぎていった

小さな山里にまた秋が来る

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