最終章

第15話オシマイIV

「入れろぉぉおおおおおお!!」

谷川君は私の家のドアをバット激しく叩く。

ドン!ドン!ドン!

「·····っ!」

いずれドアを破られる多分、時間の問題だ。

「入れろおおお!!」

「俺は正気に戻りたい!」

「翔大を殺せば元に戻る!!」

·····そんな事がある訳ない

「ほんとに戻るの?」

バットの音が止まる。

「ああ·····戻るさ!」

「入れられないわ!!」

「ふざけるなァァァ!!!!!」

ドアを叩く力が更に強くなる。

私はどう抵抗すればいいかわからなかった。

私は決意した。

私は谷川君の急所を思い切り蹴った

「ぐげえええっ!!!!」

ドアの隙間から手が離れた。

その隙に私はドアを閉めた。

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