第13話オシマイII

「お前·····俺の忠告を無視してくるなんて·····」

「·····気になったのよ谷川君が·····」

気になるのは解るが·····危険を侵してまで俺ん家に来るこたァねぇだろう。

「どうやって逃げできたの?」

「は?見てなかったのか?」

「あの場に居たのに·····」

「教えないと·····追い出すわよ!」

「へいへい教えてやんよ。」

俺はどうやって谷川から逃げたのか話した。

「また·····体当たりをした訳か·····」

「ああ·····そうでもしねぇとヤバいだろ」

俺は死にかけた。マジで·····

まさか·····平穏な日々がこんなことになるとは

俺は思いもしなかった。

ミドリの家のインターホンが鳴った。

ミドリは一階に消えた。

ケータイが鳴った。

·····谷川か。

「谷川くんよ·····出てきたら駄目よ。」

と、小声でミドリは言った。

「わかってる!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る