第4話驚愕

という事で放課後

俺たちは谷川の家にの前に居た。

「覚悟はいいか·····翔大、ミドリ·····」

「ああ。」

「ええ·····出来てるわ。」

谷川はいつも通り家に帰宅すると·····

!!

母親と父親が谷川に襲いかかろうとしていた。

しかも笑みを浮かべて·····

「本当だったんだ!!」

「助けに行きましょう!!」

「ああ!!」

俺とミドリは谷川の両親に体当たりをした。

「邪魔するなアアア!!!」

「谷川!ミドリ!逃げるぞ!!」

と、俺が二人に声を掛けると

二人は頷き、走り始めた。

俺たちはとにかく走った!

生きる為に!!

どれくらい走っただろうか。

「信じてくれたか?」

「ああ·····信じない奴がいる訳ねぇだろ」

「死にかけたってのに·····」

「本当だったのね·····」

谷川は頭から少し血を流していた。

「お前·····」

「心配はいらんよ。信じてくれただけで俺は嬉しい。」

まさか·····本当に谷川を殺そうとするなんて·····

信じられない·····

俺は驚きを隠せないでいた。

「手当てをしないと!」

「そうだなミドリ·····」

「立てるか?」

「·····立てる。」

俺たちは俺の自宅に向かった。

自宅へ帰ると俺の両親は驚愕していた。

そりゃあそうだ·····なにせ俺たちは殺されかけたんだからな·····

俺のお袋とミドリは谷川の手当てを終えると

何やら二人で深刻そうに話していた。

こりゃあ、谷川を自宅へ返す訳にはいかんようだ

やれやれだぜ。

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