貴族に転生したが魔法がよくわからないという理由で 濡れ衣を着せられただが俺は、どうにか逃げ切れたので復讐をすることにした ~ブラコン妹女神と一緒に異世界復讐物語
第35話 海風先生の魔法授業 9 寝不足の理由 ~模擬戦で使用した魔法の解説~
第35話 海風先生の魔法授業 9 寝不足の理由 ~模擬戦で使用した魔法の解説~
「兄さま 起きてください
朝ですよ」
「・・・・・」
「兄さま 起きてください
早くしないとイタズラしちゃいますよ」
「!!! 分かった 分かった
起きるよ もう」
俺は、勢いよく布団を蹴飛ばし
跳ね起きた
「兄さま おはようございます」
「ああ おはよう海風
もう少し寝させてくれよ」
「いえいえ 早起きは、体に良いですし
規則正しい生活も大事ですよ。」
「お前が、昨日全然寝さしてくれなかったから
俺は、寝不足なんだよ!」
「いや~ それは、 仕方なかったのですよ」
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時は、昨日の夜にさかのぼる
俺は、海風にお願いをした後
着かれたため寝室に入り、寝ようとした
だが、
「兄さま 今日のあの魔法は何ですか?」
と海風に聞かれた。
俺は、正直解説するかどうか悩んだが、
正直、すぐに終わると思っていたため
了承をして、解説することにした
これが、後に寝不足の原因になるとは知らずに
「兄さま あの私の竜巻に突撃するときに纏っていた防具と盾って
【アイス・フルアーマー《氷の鎧》】と
【アイス・シールド《氷の盾》】ですよね?」
「え ああそうだが、
それがどうかしたのか?」
「どうかしたとかのレベルじゃないですよ
どうして、兄さまは教えてないのに超級魔法を使えるのですか?」
「あの魔法って超級魔法なのか?」
「ええ そうですよ だからどうして使えたのか
気になっているのですよ」
海風は、思い切り詰め寄ってきた
そのせいで、少し胸が当たったが、まぁ気にしない
「いや 普通に頭の中で氷の鎧と盾をイメージして
それを魔力と氷を一緒に練り合わせて
召喚しただけだが。」
「・・・本当にそれだけですか?」
「ああ そうだが」
俺が、そう答えた瞬間
海風が、頬を膨らませて突然涙を流し始めた
「何でですか なんでそんな簡単に魔法が使えるのですか
私なんてまともに魔法使うのに全能神様に頼んで時間を遅くする部屋に籠り
約5年かけて出来るようになったのに
兄さまは 兄さまは、なんでそんな簡単に出来るのですか!」
「海風 俺は確かに海風から見ればすごいのかもしれない
でも今、海風とまともに戦ったら勝てるか分からない
この前の模擬戦は、海風が冷静じゃなかったから勝てただけだ。」
「兄さま 」
「だから海風 これからもよろしく頼む」
「はい 兄さま
最後に一つ聞きたい事があります
最後に使った魔法は何ですか?」
「それは、【アイス・ミサイル《氷爆》】という魔法で
最後は、その魔法にすべての魔力を流し込んで海風の魔法防御を破った」
「そうですか でもやはり兄さまはすごいですね
女神の魔法防御を破るなんて普通出来ませんよ」
「まぁ 女神に魔法を教えられているからな
出来て当然じゃないのか?」
「そうなのでしょうか? でも兄さまはすごいです!
尊敬します!」
「そうか ありがとう海風」
「いえいえ ちなみにアイス・ミサイルの原理は
どうなっているのですか?」
「【アイス・チャージ《氷の榴弾》】を何百個も圧縮して
敵に当たった瞬間 爆発と氷の破片をばら撒く
そんな感じだ」
「そうですか 分かりました
では、明日から頑張りましょう!
厳しくしますので 覚悟しておいてください」
「はは ほどほどにお願いします」
「ふふ」
この時の海風は、とても怖かった
ちなみに 海風に模擬戦で使った魔法の解説が終わったのが
午前2時頃だと思う この世界に時計が無いから正確なのは分からないけど
ここからが、地獄だった。
足で蹴られ
殴られ
頭突きされ
魔法を使われそうになれ
正直 模擬戦の時より疲れたし
模擬戦より痛かったし
模擬戦より怖かった
そのせいで今俺は、 寝不足である
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