貴族に転生したが魔法がよくわからないという理由で 濡れ衣を着せられただが俺は、どうにか逃げ切れたので復讐をすることにした ~ブラコン妹女神と一緒に異世界復讐物語
第33話 海風先生の魔法授業 7 アイス・ミサイル作戦 決行!
第33話 海風先生の魔法授業 7 アイス・ミサイル作戦 決行!
当たり前だが、なんの防御もなしに竜巻の中に突撃したところで
切り刻まれて終わりだ
では、どうするか
魔法で鎧 盾を作れば良い
というわけで
「【創造氷魔法オリジナル:アイス・フルアーマー《氷の鎧》】
【創造氷魔法オリジナル:アイス・シールド《氷の盾》】」
ガキン
ガサ
そんな音とともに
俺の体には、水色に淡く光を出している鎧と
同じく水色に淡く光りを出してる盾が召喚された
その盾は、屈めば全身が防げるタワーシールド型で
そして、とても軽かった
そして最後に
「【中級氷魔法:アイス・ウォール《氷の壁》】」
を多数召喚
竜巻内部でのフォーメーションは、
氷の壁で上からの氷の刃を防ぎ
前からは、氷の盾で防ぐ
そしてそれ以外は、氷の鎧で防ぐ
これで、準備が完全に整い
ついに
「【氷の竜巻作戦】開始!」
俺は、自分を鼓舞するように叫び
鋭く尖った氷の刃が飛び回る竜巻の中へ突撃した。
竜巻の中に入った瞬間無数の氷の刃が俺に向かってきた。
最初に張った氷の壁も一枚 また一枚と破られて行き
現在進行形で張っては、破られ張っては破られを繰り返している
だが、進まなくてはならない
氷の鎧や盾にもしっかりダメージが入ってるから
そんなに持たない
とはいえ立ち止まったり、撤退したら魔力が持たない
前進あるのみだ。
だがしかし事は、上手く進まなかった
「ふふふ 兄さま
そこにいるのでしょう 今も頑張って進んで
本当にすごいですね
ですが、このままでは竜巻を抜けられてしましますので
少し氷の刃を強くしますね。
【神級氷魔法:アイシクル・ストーム《氷神の竜巻》〈静〉】
では頑張ってください! 兄さま」
「え?」
状況が変わった
先ほどまでは氷の刃が実体化して俺に向かってきていたため氷の盾や氷の壁で
防げていた
だが、
「消えた?」
竜巻内で氷の刃が俺に向かってくる時に
透明化している。
「これじゃ絶対防げない」
その間も
無数の氷の刃が俺の体を貫き
ついに
バキン
氷の鎧が破壊された
「やばい
もう装備がない」
盾のHPもほとんど残ってないだろう
こうなったら盾が壊れる前に竜巻から出ないと
「突撃!!!」
俺は、竜巻内部を全速力で走った
その間 氷の刃が鎧の無くなった俺の体を刺し
削り 抉り ボロボロになっていた
だが、不思議と痛みを感じなかった
そして、ついに
「出た 竜巻から出れた!」
ついに ついに 出られた
体はボロボロだが、魔力はある これで作戦も可能だ
「がっ!」
直後 右腕に激痛が走った
「兄さま よく頑張りましたね
でも、もう少し考えが足りませんでしたね」
竜巻内の氷の刃が、右腕を吹き飛ばしたのだ
そこから血がどんどん出てくる
このままでは、魔力切れではなく
血液切れになるのが先だろう 実際目まいが度々起こっている
もう時間が無い
「行け!ーーー」
俺は、思い切り地面を蹴り
海風目掛け突っ込んだ
(残り 10メートル もう良いだろう)
「【
俺は、左腕を海風に向け
現在俺の中に残っている魔力をすべてこの魔法に注ぎ
思い切り叫んだ
そして、
「え? 何ですかその魔法は?
とりあえず【神中級氷魔法:アイシクル・ウォール《氷神の壁》3枚】」
海風の作った氷の壁と俺の渾身の【アイス・ミサイル】がぶつかった
その瞬間
ドカーン
白い粉塵が舞い上がり
爆風で周囲の木々は倒れ
地面は、抉れていた
そして、
バキン
バキン
「え? 私の防御魔法が破壊されてる?
なんで なんで 私は、女神ですよ
そんな、たとえ兄さまとはいえ なぜ私の魔法を上回れるのですか?」
バキン
最後の氷の壁が砕け散った
そして、ついに
「私が兄さまに負けるなんて
でも、嬉しいです。」
という海風の声を聞いた直後
ガクリ
(あ あれ 視界が暗く・・・なっていく
ああ 手足の感覚が無い
意識も薄れていく感覚がある。)
俺は、その場で倒れた
「兄さま 大丈夫ですか
兄さま 兄さま 兄さまぁ
私のせいでこんな事に本当にごめんなさい。
本当に 本当に
絶対に助けますから。」
こうして
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