貴族に転生したが魔法がよくわからないという理由で 濡れ衣を着せられただが俺は、どうにか逃げ切れたので復讐をすることにした ~ブラコン妹女神と一緒に異世界復讐物語
第30話 海風先生の魔法授業 4 中級魔法からの模擬戦命令?
第30話 海風先生の魔法授業 4 中級魔法からの模擬戦命令?
「兄さま 起きてください 朝ですよ。」
「・・・おはよう 海風」
「おはようございます 兄さま
私は、これから朝食を作りますので出来たら呼びますね。」
「・・・ああ 頼む」
はあ 疲れをとるために睡眠しているのに
なぜこんなにダルしんどいのか。
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時間ときは、昨日の夜に戻る
海風が、講師モードから甘々ブラコン妹モードにチェンジした時からだ
「兄さま 頭をなでてくださ~い。」
「はいはい」
ここまでは、まだよかった
そう ここまでは、良かったのだ
問題が起きたのは、寝る時だった。
「兄さま キスしてください」
と言って顔を近づけてくるのだ。
普通の恋人関係ならしても良いだろう
でも、俺と海風は元とはいえ兄妹だ。
さすがに出来ない
でもまぁ海風との女神契約の時にしてはいるのだが
でもこれは、契約するためだ そう 仕方なかったんだ。
とまぁこれだけではなく
足や手で俺を蹴ってきたり
寝言が、うるさかったり
いちばんひどい時なんかは、魔法を放とうとしていた。
(ギリギリで止めました)
とまぁこういう事に神経を使い
夜中全然寝れなかったわけでございます。
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というわけで今 俺は体中が痛く そして眠い
だけど、魔法を使えるようにはなりたい
と 思いながら俺は目をこすり 起き上がった。
すると リビングの方から
「兄さま 朝食出来ました!」
「分かった すぐ行く。」
と言いリビングへと向かった。
そこには、たくさんの料理が氷のテーブルに置かれていた
「兄さま 今日は、中級 時間があれば上級魔法も教えたいと思います。
ですので力をつけてもらうためにたくさんの料理をご用意いたしました。」
まぁ確かに魔法は、上位に行くほど使う魔力の消費も体力も増える
だから力の付くものを用意してくれたのは、ありがたいのだが
「これは、多すぎないか? 海風」
「いえ 兄さまには、これぐらい食べてもらわないと
今日は、たくさん頑張ってもらいますからね!」
(悪魔だ こんな量朝から食べれるわけないだろう)
「何か言いましたか 兄さま」
「いえ 何も言ってません」
「では、お召し上がりください 兄さま」
「・・・いただきます」
今日のメニューは、
昨日、小川で獲った川魚をメインに
・山菜炒め
・焼き魚 二尾二つ (味付けは、塩のみ)
・魚の刺身
・魚の天ぷら(どこに油があったんだ?)
・山菜の天ぷら
・白ご飯らしきもの
だった。
俺は、海風の圧を感じながら
何とか食べきれた
だが、朝から天ぷらのせいで胃もたれしたが、
何とか耐えた
というかどこに油があったのだろう
とても不思議だ。
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そうこうしている内に
時間が来た 時間とは、昨日海風と決めた魔法授業を始める時間である
一応 9時からと決めた。
「では、兄さま 今から魔法授業を始めます。
今からは、妹ではなく講師ですのでよろしくお願いします。」
「お願いします。 海風先生」
「はい では今日は、中級魔法と時間があれば上級魔法を教えたいと思います。
それでは、先に中級魔法から始めましょう。
今回から魔力の消費が激しくなりますので、疲れたら言ってください。」
「分かりました。」
「それでは、始めます。
教え方は、昨日と同じです。
では、【中級氷魔法:アイスバレッド《氷の弾丸》】」
「【中級氷魔法:アイスバレッド《氷の弾丸》】」
詠唱した瞬間
前方へ向けた手の平から一発の氷の弾丸が飛んで行った。
その弾丸は、目の前にあった太い木の幹を貫通し、
数本先の木までを貫いた。
「・・・兄さま すごいです。
まさか昨日同様 一回見せただけで習得できるなんて
これでは、私がいる意味ないじゃないですか。グスン」
そう言って海風先生は、泣いてしまった。
「いえいえ 海風先生の魔法がすごくて
分かりやすいからですよ。」
と俺は、慌ててフォローしたが、すぐに後悔した。
だって、普通に考えて「あなたの魔法は、分かりやすいです。」と言っているのと
変わりないからだ。
そして、俺は海風先生の反応を見てみると
「何かディスられた気がしますが、
まぁ良いでしょう。
とりあえず、次の魔法に移ります。」
「はい お願いします。」
ふう~
もう一回泣かれなくてよかった~
「兄さま やはり何か思ってますよね。」
「いえ 何も思ってません。」
「そうですか。
まぁ良いです。 とりあえず私と模擬戦しなさい。」
「は?」
え? いきなり何?
確かに 泣くとめんどいな~とは、思ったけれど
口に出して言ってないじゃん
というか海風 俺の心読んでるのか?
「しなさい 私と魔法で模擬戦をしなさい。 絶対です。」
「・・・はい」
俺は、あまりの海風の圧に屈し 了承した。
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