第16話 濡れ衣 後編

「レイビス様 今ここは、防音の魔道具を展開しています


 少し話したい事がありますので


 聞いてください」




そう言いハンスは、鎧を取った。




「え?」




俺は、言葉を失った


「私は、騎士団長であると同時に


 レイビス様のメイドでもありました。


 そして、今回のレイビス様の屋敷を襲撃したのも私です」




「いや でも逆らえなかったんだろう」


俺は、何とか冷静になり


言い返した




「ですが、私は、ラーモンド様の計画を止められなかった


 これは、紛れもない事実です。」




「いや だが」




「いいえ 私が、悪いのです


 ですのでごめんなさい」




そういってハンスは、鎧を着直し


「本当にごめんなさい


 でもレイビス様も悪いのですよ


 そして、さようなら


【光魔法:シャイン・バレッド光弾】」


その瞬間、俺は、気を失った。




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ハンスSIDE


失神した俺の手に手錠を掛け


大きな声で言った




「罪人レイビスを捕えた


 刑は、死刑とする


 執行日は、明日の午前9時だ。」




数時間後


(レイビス様本当にごめんなさい


 私では、助けられない


 もう何をしても助けられない)




ハンスは、自室に籠り布団を被り泣いていた


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あとがき はい! こんにちは! 霧ともです!

今回も読んでくれてありがとうございます。

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