120 コンタクト
(風呂をキメるより先にスキーで遊んできたギャルちゃんこと有紗とオタクちゃんこと真野)
「ふあーつかれたー!! でも家で雪かきしてるより全然マシ!!」
「同じく!! なんだかんだ夕方だね……お風呂入ったらお昼兼晩ごはん作ろう」
「そうだね、寒かった〜! マヤちゃんメガネめっちゃ曇ってるよ!」
「わかるよ……。うぬぬ……コンタクトにすればよかったのかなあ……でも目玉触るの怖いしな……」
「あたし、街で遊ぶときとかはカラコン入れてるよ? めっちゃ盛れるよ」
「えぅ?! ぜったい目に悪いよ! ものもらいなっちゃう!」
「使い捨てなら雑菌わく心配しなくていいし、鏡見たとき『おお……目がでかい』ってなって嬉しいよ?」
「ううん……怖いじゃん。メガネでいい。ブサイク誤魔化せるし」
「マヤちゃんは、ブサイクじゃないっ!」
「えぅ?!」
「細いし色白だし鼻高いし、眉毛も適切だし! 四月からあとはときどきうちの店に髪切りにきてくれるし! 見てよあたしなんか眉毛ないよ?!」
「お、おう……てか顔カサカサするよ、お風呂入って化粧水つけないと日焼けが……」
「そうだった。なんか汗が冷えて寒いね……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます