第6話 海の魔物
銀が進化してから4日。
魔王城の周りに広がる平原に現れる魔物の大半は簡単に倒せるようになった。
こんなに簡単に倒せるようになったのも、
銀に進化のお陰だろう。
前までは倒せなかったゴールドラビットも、今では簡単に倒せるようになった。
いや~。ほんま進化させてよかったわー。
こっから魔物狩りがすごい楽になるよ~♪
……。そういや、私ってLv.100越えてんのに進化できないんだけど?
なんでだろ?
もっとレベル上げすればいいのかなぁ?
でも、レベル上げするだけじゃ進化できなさそうだし……。
まあまあ!そんなことより銀の方が心配だよね。
種族が変わってレベルが1に戻っちゃったんだし……。
しかも進化したからか知んないけどレベルの上がり方が前よりも圧倒的に遅いんだよね。
何回かゴールドラビット倒してるけど。
そういやゴールドラビット一匹で経験値なんぼだっけ。
とりま倒しにいこっと。
*
ほえーっ。
一匹で210かー。
私からしたら少ない方だけど、銀からしたら多い方なのかなぁ?
いや、でも全然レベル上がらないんでしょ?
じゃあどうすんのよ!
これから!
レベル上げ!!
あーっないわ~。
だるいわ~。
なに?新しいエリアに行けとでもいってんのー?
経験値が……。
こんなにたまらないなら新しいエリアにいくことも考えるけども…。
……そういや、前に魔王様が海にいってみろって言ってたなぁ。
そこに魔物でもいんの?
まあ魔物かいたらレベル上げにはいいかもしれないんだけど……。
えー。でも海でしょー?
水がかかる海にはいきたくないんだなぁ。
ほら、よくあるじゃん?
例えやすいのは水族館のイルカショーかなぁ。
いるかが跳び跳ねて水バッシャーンで水かかるじゃん?
あそこの海にでっけえ魔物いたらどうすんのよー。
水で私の体びっちゃびちゃになんのよ?
鳥って水に弱いってイメージがあるんだよねー。
そのイメージがなかったら私なんも考えずに海方面に行ってると思うけどさ?
私と魔王様と銀がすんでる城は、でっけえ崖の上よ?
水がかかって飛べなくなったらどうすんのよ。
まあそんなことはないと思うけど……。
んーーーーっここは真剣に考えないとなぁーーーーっ。
…………………………。
よし!決めたっ!私は海にいくっ!
水で濡れたら浜辺でごろんごろんして水分を落とす!
まあできるだけ水はかからないように避けるんだけどね……。
万が一の話。
じゃ!海に行きますか!
*
んー。海まで残り3km といったところかな?
海に月までかなりの時間がかかるみたいだし。
前世の曲の鼻歌でもやりますか。
~~~~~~~~♪
*
そろそろかな?
海の浜辺が見えてきたし。
じゃ。そろそろ着陸しますか。
少しずつスピードを落として……。
まあこれくらいのスピードで良いかな。
よーし!着りーく!
*
ふぃー。なんとか浜辺についた~。
さーてと。ここに魔物はいるのかなーっ……。
あぁ!いたぁ!
いるかがいるーっ!
(いるかだけに…………。)
イルカの潮吹き初めて生で見たわ。
水族館のイルカショー生で見たこととかないからね?
(ちなみに作者もそうです。)
まあ、経験値貯めのために来たんだけどね。
さーてと。イルカ解体ショー始めるか。
イルカ解体ショーってなんぞや。
自分でいったけど……。
まあ解体できないから最近手に入れた遠距離魔法でちょいっといじくりますかねー。
よいしょっと。
まあこんなかんじ?
ちょっと脳内いじくっただけだけど。
これなら倒すのは楽になりそうだね。
あとは浜辺に流れ着いたところを殺るっ!
それだけー。
いやー。楽な作業だよね。
魔法でちょいっと脳内いじくって
あとは浜辺に流れ着いたところを殺るだけだもんね。
それくらいなら簡単にできるわ。
あっ、でも銀はまだできないのか。
魔法覚えてないし……。
*
よっしゃ来たぁ!
まずはどこからやったろ。
とりま脳を殺るか。
よいしょっと。
(見せられないよ!)
まあこんなかんじかな。
あとはさくっと心臓を〈ピーーー〉して。
(見せられないよ!(本日二回目))
じゃあそろそろ仕上げといくか。
じゃ。ちょっと体お借りしますね。
よいしょっと。
じゃ全身がグッチゃグッチゃになるまで〈ピーーー〉していく。
(見せられないよ!(本日三回目))
あとはこのイルカの肉を使って晩飯をつーくろっと。
どんな飯になるかな。
後書き。
いやーついにこの物語も6話まで来ちゃいましたかー。
いやーなんか早く感じるわー。
一ヶ月以上はかかったのに。
にしても六話でちょっとやべーところがでてきたけど。まー気にしない気にしなーい。
そんなことより六話どうでした?
面白いとかいいなとか思ったらフォロー(follow)よろ~♪
じゃ!またお会いしましょう!(>ω<。)
バイバーイッ!( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
次回「魔王と私と銀の日常。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます