完結おめでとうございます。
京子さんからの手紙を読んで自分の感情はわからなくても
嬉しいと思えたんですね。もうその時点で橋本さんは次に進んでいると思えました。
「三つ子の魂百まで」みんなそうだと気づいたことから、何か変われるんでしょうね。
帰省して信者、もうやめた人と会った事で色々考えるきっかけになりました。
橋本さんの人生に於いて、必要な事だったのでしょう。
神の子供たちは……それでも……生きる。読了したあと、このタイトルがグッと
きました。今、きんちゃんさん自身は幸せですか? そんな事を問い、願いながら
最終話を拝読致しました。深いテーマでした。ありがとうございました。
作者からの返信
ハナスさん、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
JW2世としての自分自身の気持ちをとにかく吐き出したくて書いた作品でした。
タイトルに関しては今回編集し直した時点で思い付いたものを使ったのですが、まあまあ良かったかなと思っています。
橋本は人生を前に進めていますが、私自身はどうでしょうかね?頭では切り替えられているけれどまだ身体が付いてきていない……というのが本音かもしれません。まあ頑張ります笑
ハナスさんにとっては理解出来るがゆえに、読み進めるのがしんどい部分もあったかもしれません。それでもハナスさんに読んでいただけただけで、この作品を掲載した意味はあったと思います。どうもありがとうございました。
なんともいえないもやもやをいただきました。
あ、悪い意味ではありません。
わたしも、身内に似たような人間がいましたので。
いやあ、家庭が崩壊する一歩手前でしたね。
親御さんは、本作においては幸せを求めた結果、そうなった。
そしてそれは、本人たちにとっては幸せの探求途上であり、最終的に幸福な終末を迎えられたらそれでよいのだと考えている。
橋本は「残念ながら」染まり切れなかったがために、あっち側にも染まり切れず、かといってこちら側にも染まり切れず……といった感じですね。
個人的には、せっかく目を開いたのだから、「葉月」さんにもう一度接触してはどうかと思う次第。
純文学的にはここで終わって読者をもやもやさせるのが正解なのかもしれないですが、個人的には「葉月」さんの愛が、もういちどこちらに向かないか、確かめてみるといいのではないかなあと思いました。
あくまでも個人的な「手法」です。
なんにせよ、いろいろ考えさせられました。ありがとうございました。
作者からの返信
狐月様、最後まで読んでいただきありがとうございました。
身近に似た方がいらっしゃいましたか。大変でしたね。
たしかにおっしゃる通りすっきりしない結末かもしれませんね笑
個人的には、橋本が葉月と添い遂げたとしても、または京子を宗教の道から覚醒させて掠奪婚を成功させたとしても、あるいは他の誰かと幸せな家庭を築いたとしても……それでも橋本本人には割り切れない思いが死ぬまで残ると思います。
自ら宗教に入ることを選んだ親たちと、強制されてきた子供たちとではそれくらい意味の違うものだと、私は思っています。
この作品はかなり私個人の気持ちを吐き出したくて書いたものでした。こうしてご意見頂けただけでも書いた意義があったと思います。どうもありがとうございました!