第4話 狙われ過ぎる村人



 +の住んでる村はごくーーの村だ。

 KK出身の村でもないし、BBAA冒険者がお世話になるーーの村でもない。


 だから、そんな村に住む人間は、いたってGGの村人のはずなのだ。


 それなのに。


「頼む。=====、くれないか」


 ぬっ。


 だらだらだら。


 俺の○○は「うわあああっ、++っ! って、お前か。○○○○なよっ!」たまに+まみれになったり、KKKKをしたりしている。

 どっかでーーやーーにまきこまれたとかも、思ったが、そうではないのはすぐに分かった。


 だから、「ほら、ポーGGGだ。お前、何でたまにそんなKKKしてるんだ?」そうKKを聞こうとするのだが。


 奴は、「知りたいか? 知りたいなら、教えてやろう。くくくっ、知ったらもうAにはーーーーがな」と、こう返してくる。


 そうなると、ただの○○の俺としては「イエ、KKKKです」と返すしかなくなる。


 頭に〇が刺さっていたり、あきらかにGGの紋様っぽいものが肌に絡みついてたりするんだが、Aはモンスターと出会ったら++できるただの○○だ。


 今日も何も気づかない事にした。


 その夜、ーーーから「ここで会ったが、百年目っ!」「いまこそ積年の++晴らしてくれる!」「ーーーよ、覚悟しろ!」なんて聞こえてきたけど、やっぱり聞こえなかった事にした。


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