バイトと藤の花と人形と【ゆずるう】

柚夏(昨日は本当に楽しかったな...。流雨の

  目の前で泣きじゃくっちゃったけど、)


柚夏(流雨の新たな一面も見られたし、

   普段はあんな性格なんだ...。あまり

   私に本心を言ってくれなかったけど)


柚夏("嫌がられる"、勇気かぁ...)


柚夏(私、流雨の事本当に何も知ら

   ないな...。)


柚夏(機会をくれた美紗には感謝しない

   とね...。)


 人の悩みは人それぞれだと言うけれど。発達障害は"精神病"だけど、脳機能の障害だっていう事


"心"じゃなくて"脳機能"の問題なんだ。精神論じゃどうにもならない。


 昨日の流雨を見て分かった。あの子達は普段違う生活をしてて、私の知らない姿で行動してる


柚夏(他の人と違う勇気。)


柚夏

(いつか発達障害が日の目を浴びる日が来ると良いのにね。他の人と違っても、めげずに日の目を浴びる日々)


柚夏(...それにしても)


柚夏(...誕生日、か...。)


...美紗に言われるまですっかり忘れていた。


 8月23日。...そう、今日は私が生まれた日でもある。それが良かった事なのか悪かった事なのかは分からないけど


カレンダーを見ながらそう思う私。


柚夏(また一つ歳をとったか。)


 どうせ生まれたなら、少しくらい良い風に生きても良いと思う。昨日の流雨の一言でそう思えるようになった。


 あぁ、人ってそんなに他人に興味ないんだなぁって


柚夏(私はあぁやってはっきり言って貰った

   方が良いな。)


柚夏(...書類を書く時は今日から16歳で、

   15歳にならないように気をつけて

   おかないと...)


柚夏(.....。)


柚夏(...流雨の誕生日はもう過ぎちゃったり

  するのかな?)


柚夏(...過ぎてなかったら、何を作ったら

   良いんだろ。チョコは必須で...)


 ...そんな考えと共にどこまでも青い空を眺めながら、朝8時から私は目的地に向かって自転車を漕いでいった。


※スライド


柚夏(...ミルクとかトマト缶そろそろ切れ

  そうだって、一昨日店長が言ってたな)


柚夏(在庫もそろそろ注文した方が良さそう

   なの確認して 今日中に受注しておく

   か...)


 手を消毒し、マニュアル通りに覚えた洗い方で30秒間タイマーで測りながら手を洗う。


柚夏(...此処に入って もう4ヶ月、か。

  時間が過ぎるのはあっという間だ...。)


柚夏(...まさか、入って1ヶ月で厨房を

   任されるなんて思ってもみなかった

   けど...)


 ...最初は本当に何も分からなくて。初めてのバイトにたじたじ。まぁ、1ヶ月過ぎた頃くらいに、やっと慣れてきたかな。と思っていたら


 急に料理を作ってみてくれってチーフに言われて...。


柚夏(...普通厨房を任せるのは一年以上

  働いた人とかだったりしないの

  かな...。...入って1ヶ月のド新人に

  任せる店長も店長だけど...。)


キュッ...※水道を止める音。


柚夏(意外と...、慣れるもんだなぁ...。)


店長「おはよう、貴方の考えたレシピ。

    凄い売れてるじゃん!!柚夏さん」


店長「というか貴方が作った物だと

   売れるのよ。貴方が作って

   なくとも」


店長「やっぱり顔が良い子が入ると違うわ」


柚夏「そうなんですか?...たまたま

   お客様の需要に合っていて良かったで

   す」


店長「お客様に口頭で聞いてアンケートを

   取ったんですって?流石、柚夏さん

   ねー!!行動力が違うわぁー...♡」


柚夏「採用して下さった恩もあるので...」


チーフ「...やっぱり私の目に狂いは

     無かったでしょ?店長」


 と、ポンポンと軽くチーフが上機嫌そうに叩いてくる。...この人が、私を厨房に回してくれた張本人でもあった。


柚夏(あは、はー...、...厨房に立つ代わりに

  給料を上げてくれるって、提案して

  くれたチーフの為にも頑張らなきゃだよなぁ...)


店長「...そうだね。確かに、腕の見込みは

   あるけど、まだまだ愛情の部分が

   足りてないね。料理は美味しければ

   良いって訳じゃないの」


店長「その人の記憶に残る物を作らなきゃ」


店長「料理だけじゃなくて、環境、接客にも

   料理の味に関係してくるからね。

   料理はほんと難しいよ」


 カチャカチャと、下準備をしながら店長であるシュフは過去イタリアに留学して三ツ星シュフとして過去に活躍していた人でもある。


 何故、そんな人がこんなファミレス屋の店長をしているかは分からないけど...。...やっぱり違うのだ。"オーラ"というか人当たりが


 ...シュフの作る料理は、感情があった。その味を私も再現してはいるのだが...。やっぱり、難しいもので...。


柚夏「"愛情"、ですか...。」


柚夏(難しい事をいう)


店長「今日も忙しいと思うけど頑張ってね。

    期待の新人さん、」


柚夏「はい...!!」


店長「あ、それと...。今日は柚夏さん

    接客の方回って、今日は私が

   中(なか)するから」


柚夏「あ、はい。分かりました、お願い

   します店長」


柚夏(今日は接客か。まぁ、どっちでも

   良いんだけど 店長の料理が間近に

   見れないのは残念だなぁ)


※スライド


柚夏「お子様ランチ、ナポリタン、コーラ、

   オーダー入りましたー。お願いします

   ー」


店長「はいっ!!お子様ランチ、ナポリ、

   コーラご注文承りましたーっ!!」


 お客様の御注文された料理をチェックした紙を急いでチーフの方に渡す。


 すると、みるみる内にチーフと店長の前に料理が出来上がっていった...。


柚夏(やっぱり、チーフは作るのが早い

   なぁ...。なるほど...そうやって効率を

   上げてるんだ...)


チーフ「柚夏さん、勉強するのも大事

    だけど、接客の方に集中してー」


柚夏「あ、はい。すみませんっ...!!

   いらっしゃいませー...!!」


柚夏(...お客様には一応注意してみたものの

   バレたか)


 ...ゆったりと流れていく時間。ストローやシュガーなどを追加して、本棚の雑誌を綺麗に並べていく...。


柚夏(...倉庫から、トマト缶ついでに持って

   行こうかな)


 ガラガラと、倉庫から缶を運んでいる途中でお客様が一人お店に入って来ていた。


柚夏「すみませんー!只今、参ります。

   お客様...!!」


と運んでいた缶を置いて、お客様の邪魔にならないよう端に寄せる。そして私は早足で受付に向かった。


柚夏「お待たせ致しました、...お客、様。

   ...藤奈、さん?...あ、お久しぶり

   です」


柚夏(流雨を苛めた人だ...、私に何か用が

   あって来たのかな。物理的な喧嘩なら

   やめて欲しいんだけど)


 流雨の友達だった人で、かつて流雨との行き違いから愛情が捻れていってしまった二年生の先輩である。なんか久々に会ったな...


藤奈「こ、こんにちは...、芽月様...。あの日

   以来ですね...。貴方が此処に居ると...

お聞きして...」


柚夏「...お聞きして??」


藤奈「...あの時は本当にすみませんでした。」


 流雨に敵意を剥き出しにしていたあの時の藤奈さんの面影はまったくなく...ペコリと深く頭を下げて、藤奈さんは私に謝罪する。


柚夏「えっと...、お客様の目もあります

   ので...。お昼休憩までちょっと待って

   いてもらっても宜しいでしょうか?」


※スライド


 洗い物を終えて、丁度14時30分。...先に一時間程休憩を取っていたチーフが帰って来たので私は接客を代わって貰った。


チーフ「あの子、柚夏さんの彼女?はい、

    これ今日の賄いの余ったやつ。

    好きなだけ食べて良いわよー」


チーフ「そういう子が好みなのね」


柚夏「違いますよ。学校の先輩です」


 ありがとうございますと、お客様が間違って注文したお茶や見栄えが悪かった賄いをレンジで温めて、藤奈さんが待つ席へと向かった。


柚夏(...まぁ、彼女は居ない訳ではないの

  だけれど...。わざわざチーフに言う

  必要もないだろうし...)


柚夏(...それにチーフ、絶対にからかって

   きそうだもんなぁ...。)


柚夏「すみません、お待たせしました。藤奈

   さん」


 と私は藤奈さんと対面するように席に座って、机の上にお茶と賄いを置く。


藤奈「いえ...、私の方こそ。休憩時間を頂い

   て貰って...。あ、ご飯の方は気に

   しないで召し上がって下さい」


柚夏「あ、はい...。お言葉に甘えさせて頂い

   て...。...私に何か用ですか?」


 ほんの少しだけ焦げてしまったピザを口の中に入れながら、私は藤奈さんの話を伺う。


藤奈「いえ...!!腕を怪我させてしまっ

   た事が...、どうしても気になってしま

   って...。」


柚夏「...大丈夫ですよ。もう、すっかり

   治ってますから。...藤奈さんはあの後

   どうなったんですか?」


 彼女がした事は簡単に許される事ではないけれど、それでも彼女は流雨の友達で...。流雨の過去を支えてきた人だから...。


柚夏(私が怪我したのは別に良いけど、

   流雨を傷付けようとした事を気に

   しないで下さいとは、流石に、ね...。)


藤奈「私...実はアイドルとかイケメンに

   目がなくて...、格好良い人とか、

   顔の良い人に弱いんです。」


藤奈「...だからあの後、私...芽月様のファン

   クラブに入らさせて頂きました。

   流雨のためにも」


藤奈「...今は、柚夏様の役に立ちたい...

   と...思っています。柚夏様ファン

   クラブに入ったのも」


藤奈「...あなたと流雨の恋を応援するため

   です。勿論、芽月様の仰った通り...」


藤奈「図々しいとは思いますが...もし、

   流雨が私を許してくれるのなら...。

   流雨とまた仲良くなれれば...とも。」


柚夏「....。」


柚夏「そういえば、前々から気になって

   いたん  ですけど...ファンクラブ

   って、具体的に何しているんですか?」


柚夏「というか... ファンクラブ...??」


 ピザを食べ終えて、ゆっくりとお茶を飲む。チーフがテーブルに持ってきた賄いの珈琲を受け取りながらお礼を言う。


藤奈「えっと...、特にこれといった事はして

   いないのですが...芽月様の情報を

   交換したり、写真を見せあったり...

   してますね」


柚夏「写真ですか...?」


 アイス珈琲をゆったりと飲みながら、私は藤奈さんの顔を見る。


藤夏「はい。写真部の人とか結構高額で

   売れるんですよ。...あ、私実は新聞部

   で芽月様の写真は沢山持っていますよ」


藤奈「例のキスシーンとか、仲間が撮って

   まして...劇団みたいなシーン。

   そういうのを交換したり」


藤奈「まぁ、私は完全に悪役なんですけど...」


柚夏「今、なんて...」


 今、聞いてはいけない事を聞いてしまった気がする...。


柚夏(例のキスシーン...??いや、まさか...

そんな訳。...ないよね?)


 流雨と廊下でキスした時、周りに人は居たけどそういう可能性は全然考えてなかった。あの時は色々焦ってたし...


柚夏(気持ち悪くなかったかな...。)


藤奈「流雨とのキスシーンです。芽月様の。

   知る人ぞ知る、っていう感じで...

レア写真として出回ってますよ」


柚夏「.....、」


柚夏(...落ち着け私、あの場面という保証は

   ないんだ。多分守ろうとした時の方...

   というか、そうであって欲しい...!!)


藤奈「...これ結構良い値段するので、破い

   たりしちゃ駄目ですよ?手に入れるの

   本当に苦労したんですからね」


 藤奈さんはバックの中から写真を取り出して、見せてくれた。そこに映っていたのは...、


柚夏「もう、良いです!!見せなくても

   大丈夫です!!分かりました!!」


柚夏「なんでこんな写真が学園内で広まって

   るんですかね!?!?」


 と、私は写真をすぐに裏返した。


柚夏(...こん...な、...こん、な写真が学校中

   に広まってるなんて恥晒しなのにも...

   程があるっ...///!!)


柚夏(...あぁぁぁぁあっーーー///!!

   今すぐに この写真を、ビリビリに

   引きちぎって燃やしてやりたいぃぃ...///、、)


 目の前に置かれた写真を藤奈さんはうっとりと見ながらそっとバックの中に入れたのだった。


藤奈「この芽月様も可愛いですよねー。この

   余裕のない表情が、中々...///」


柚夏「破いても?」


藤奈「駄目ですよ!!部長に頼み込んで、

   説得して八千円くらいしたんですから!!」


柚夏「こんな、写真で八千円も!?」


藤奈「そうですよっ!!本当に、高かったん

ですから...」


柚夏(...破かなくて、良かった)


 ...兎に角、これでファンクラブというのがかなり厄介でヤバいという事だけは分かった。...はぁ、学園内の行動は気をつけないとなぁ..。


柚夏「...取りあえず私は悪の根源である

   新聞部の部長のメモリーカードを...

   破壊すれば良いんですね?」


藤奈「...あ。...すみません、部長。

   ...ご愁傷様です」


 余計な事言ってしまった...と思っていそうな、それでいて申し訳なさそうな顔を藤奈さんはしている。


柚夏「...まぁ、それは取りあえずおいて

   おいて藤奈さん...。私は、貴女と

   一度ゆっくりとお話がしたいと

   思っていたんです」


柚夏「もう、休憩時間も殆ど残っていません

から...。...そうですね、二人きりで

   お話出来る所が良いですかね...。

   藤奈さんと」


柚夏「...何処か良い場所(ところ)。

   ...ありますか?」


※キャプション


 バイトが終わって、家に帰ってくる頃には

20時を回っていた...。急いで洗濯物を取り込んで、畳む...。


柚夏「...夏だとそこまで湿気らないから、

   助かるなぁ。雨の日は部屋干し必須

   だけど...」


...ピーンポーン。


柚夏「...こんな夜中に誰だろう。はいー」


柚夏(ちょっと怖いな...)


 のぞき穴を覗いて見ると、宅配のお兄さんが立っていた。急いでチェーンを外してドアを開ける。


宅配の人「芽月、柚夏さんですか?」


柚夏「あ、はい...。こんな夜中にお疲れ様

   です...。...サインで良いですか?」


宅配の人「はい、構いませんよ。此方

    (こちら)に受け取りのサインを

    お願いします」


と、宅配のお兄さんからボールペンと紙を渡される。借りたボールペンで芽月とサインをして、業者さんに手渡した...。


宅配の人「まいどありがとうございましたー」


 ...そう言いながら、宅配の人は車を走らせて去っていく...。ワレモノ注意という注意書きと共に、20時に届いた段ボール...。


柚夏「私、何か頼んだっけな...?」


...宛先が、ない?


柚夏「...え?何これ、こっわ。...開けてみた

   ら何かの種とか入ってたりしないよ

ね...?」


 ...取り敢えず。...服、畳み終わったら、

開けようかな...。


 ...そうして私は洗濯物を畳んでいる間。...ずっと段ボールに見つめられているようなそんな気がして、私は謎の恐怖に怯えていた...。


柚夏「ひゃっ...!?」


柚夏(い、今...動かなかった...!?...いや、...

きっと風の音だ...うん。そうに違いな

い...。...あー、もぉ...本当やだなぁ...)


柚夏(開けたくない...。えっと...、

   珈琲!!。...珈琲を沸かして、

   落ち着いたら開けよう。)


※スライド


 そんなこんなで...、気付けば22時を回っていた。...明日も勿論バイトがある訳で。


 ...一刻も早くこの箱を開けなければならない。早くっ、寝るために...!!


 ...明日の朝、開ければいい。普通の人ならそう思うだろう。...多分、そうだと思う。


柚夏(...でも、...中身何入ってるか分からな

い段ボールと一夜を共に過ごすとか、

   本当、無理...!!)


 ごくりと、生唾をのみながら...恐る恐る...開けて見る...。...すると、...吸収材の中に新聞紙で包まれた...”何か”が入っていたのだった...。


柚夏「いや、本当何...!?、怖い...!!」


覚えがない。


 目を閉じながら、包みを開く...。片目を恐る恐る開くと...そこには瑠璃色の目をした小さなお人形が新聞紙の中に包まれていた...。


柚夏「...るー、ちゃん...?」


 いや、違う...。...同じ瑠璃色の瞳をした、るーちゃんと同じ、人形...。...けど、その人形にはっきりと見覚えがあった。


柚夏「え?、けど...あの時、売り切れって...」


 ...これ、流雨と行った骨董屋にあった人形だ。


 この人形は非売品のうえ、簡単には見つからないものだって私は知っているから...。


柚夏(...凄く、嬉しい。...もう会えないと

   思ってた。...もしかして、流雨が

   あの時先に買って...)


柚夏「あ、手紙...」


パサパサ...


手紙『あの時はごめんなさい。代わりと

   いってはなんですが、貴方が気に

   なっていたお人形を贈ります』


柚夏「"あの時はごめんなさい"、か...」


 住所とかは多分、美紗にでも聞いたのかな...。...誕生日とかも、美紗に聞いたりなんかして...。


柚夏(....私の、ために。)


 ...あの人見知りの流雨が美紗に頑張って話している光景をイメージするだけで、もう私の胸はいっぱいいっぱいだった。


柚夏(...もぉ、...先に送るって言ってくれて

  も良いじゃん。...流雨...。...ふふっ)


柚夏「...るー、ちゃん。...今度はちゃんと、

   大事にする...か、ら...。...今日から

よろしくね...」


 ...汚したくないのに。...ボロボロと涙が出てくる。...私はぎゅっと、送られてきた人形を抱き締めるのだった。


柚夏「...あと。開ける前、...怖がって

   ごめん...るーちゃん...。許して...、

   印象悪いだろうけど...私は、大好き

   だから」


 るーちゃんと出会えたのが嬉しすぎて、机の上に置いてずっと鑑賞していたら0時を回ってしまっていた...。


柚夏「...あー、もうこんな時間。...早く

   寝ないと明日遅刻するかも...」


柚夏「...小さい頃は上に置いて寝てたけど、

   そんな事したらるーちゃん壊れちゃう

   だろうしな...。机の上かな...」


柚夏「いやでも、折角だから...近くで...。

   けど...近くに置いて寝相が悪くて

   壊したりでもしたら...」


 次の朝、私は寝不足で重い身体を無理やり叩き起こしながら、珈琲を飲んですぐバイトへ向かったのだった...。


※キャプション


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