はい、逃亡した場所で諭されます

あの後どう収集つけたかって?……………逃げたよ、逃げましたよ!おそらく生涯最高の速度出せましたよはい!


「みんな怖すぎるでしょ…………そりゃ委員長の事ちょっといいなぁって思っちゃったけどさぁ」


いや、そもそも思考回路読まれてんのが怖すぎるわ


「ポーカーフェイスの練習するか…………」


「そんなことしても無駄だよ?」


「うおおおおおおおおおおおおお?!」


何?!誰?!


「そんなにびっくりしなくてもいいじゃん!失礼しちゃうなぁ、もう………」


「いや、誰だっていきなり顔のぞき込まれたらそうなるよ………」


「あはは、それもそっか、ごめんね?驚かせちゃって」


はぁ………びっくりした、心臓止まるかと思った、って、ん?


「ん~~~~~~~~~~~?」


「どうしたの?そんなに私の顔じっと見て、なんかついてた?」


「いや、非常に整った目と鼻と口が付いてますけど……………」


「そ、そう?ありがとう………………」


うお!なんかすげぇ赤くなってる、熱か?

それにしても、なんか見覚えがある気がするんだよなぁ


「んー、そういや前にもこんな事があった気がすることも無いことも無いこともないんだよなぁ」


「だんだん自分でも分からなくなってくるやつよ、それ」


「たしかに、もうどっちだかわかんなくなっちった」


「ぷっ、あはははは!!!」


え?そんな面白かったかな?


「面白かったよ?…………私たちが初めてあった時もこんなやりとりしたから思わず笑っちゃった」


「え?!声に出てた?」


「いや、声じゃなくて思いっきり顔に出てたよ?よく言われない?顔に出やすいって」


「あ………よく言われます」


また出てたか…………


「だからポーカーフェイスの練習しても無駄だと思うのよ、そんな一長一短で身につく技術でもないと思うし」


「それもそうか………」


って、結局いい考え思いつかんかったし………


「…………いい考えあるけど、聞く?」


「マジですかい?!」


「ちっ、近い…………♡」


救いの女神よ…………!


「お、おほん!あのね、顔に出ちゃうのはもう多分直らないと思うんだよね」


「そうか…………もう直らんか…………」


やだなぁ…………みんな俺の考えることすぐ分かるんだもん……………直したかったんだけどなぁ…………


「でもね!直すのは多分無理だけど直すよりもっといい考えがあるよ!」


「そ、それはなんですかい?!」


知りたい!そうすればみんなに考えてる事がバレなくて済む…………!


「それはね……………」


「うんうん!」


「私と一緒に逃げればいいんだよぉ!」


………………………とうとう俺の脳がバグったか



▂▂▂▂▂▂▂▂


すいませんさっき間違えてこれの次の話投稿しちゃいました!見なかったことに!してくだせぇ!………………疲れてんなぁ、俺





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