はい、後輩が絡んできます
今日はこれ含めてあと2話更新します
▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂▂
俺は委員長に脅され、あの場から離脱した。ちくしょう!なんで佳南の前で自販機の下に顔が挟まってた事言おうとするんだよ!佳南には、って言うか委員長以外には誰にもバレてないのに!しかも、この事を話されたくなかったら早く逃げなさい、ってなんだよ!俺のプライドはもうズタズタよ!
「はぁ……」
「せーんぱい♡」
「うげっ」
この声は…
「うげっ、ってなんですか、うげっ、って。こんなに可愛い後輩が朝から話しかけてるんですよ?もう少しいい反応しましょうよ。だから先輩は年齢=彼女なし=童貞なんですよ」
「うるせぇ!ほっとけ!ってか童貞じゃねぇし!」
「えー先輩が童貞じゃない訳ないじゃないですか。だってほら」
むにゅん
こっ……この腕に触れている感触は……!!!
「んふっ、顔真っ赤にしちゃって、かーわいい」
「くっ…くそぉ」
さっきから俺に絡んでくるこの後輩の名前は
「先輩?」
ぷるん
この、動く度に揺れる胸よ!小柄な体型ながら1部だけ妙にデカいし、顔もどこのモデルかってくらい小さくて可愛いから、うちの学校の男(教師含む)が紳士になったとか……大丈夫かうちの学校。
「妙に疲れた顔をしていますがなにかあったんですか?」
「ああ、それはな……」
俺は朝の出来事を説明した。
「という事は先輩達はしばらく戻ってこない……?すると、先輩と2人っきり……ふひっ」
ゾクッ……!
なんだ……?今寒気が……
「せーんぱい、ちょっとジュース買ってきてくれません?お金は出すので」
「ん、ああ、いいぞ」
俺は鞄から財布を取りだし、自販機に向かった。
「ふひっ……今のうちに……」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます