第4話恐怖・ウツボカズラ男

ピンポンパンポン


「おはよう、日本支部の諸君。ガラムマサラ大佐は更迭した。今は、謹慎中である。お前らの新しい日本支部最高司令官は、ちりがみ博士だ!博士、どうぞ」

ちり紙博士は車イスに乗り、チョッカー戦闘員が押してきた。


「日本支部の皆さんよ、私はカナダ支部からこの日本の責任者になった!ちり紙博士だ。私は怪人作りの名人である。必ず、山田猛否、V7を抹殺してやるでの」

「ちり紙博士様、どうか宜しくお願いいたします」

「チョッカー首領、私は昨日植物園に行き、ウツボカズラを奪い、怪人を作りました。呼んでも宜しいか?」

「はい」


ちり紙博士は怪人控え室に声をかけた。

「ウツボカズラ男よ、ウツボカズラ男よ」

「アバラアバラ~」

「さすが、ちり紙博士。仕事が早い。では、お手並み拝見いたしましょう」

「ご安心を。行けッ、ウツボカズラ男」

「アバラアバラ~」


喫茶室、マメーゴ。

「いや~、おやっさんの淹れるコーヒーは格別だわ~」

「そうか、猛」

チリリンチリリン

「もしもし、こちら喫茶室マメーゴ……なぁに~」

「やっちまったな、おやっさん。一体どうしたんだい?」

「チョッカー戦闘員が近くの幼稚園の、花壇を荒らしているらしい」

「じゃ、行ってきますわ」

山田猛は歩いて、幼稚園に向かった。


「やめるんだ!チョッカー!」

「来たな~、山田猛よ!世界征服するには、幼稚園からだ!」

「な~にをバカな事を!」

「私の強力な消化液で、人間を溶かしてやるっ!」

「おいっ、猛!あいつは、ウツボカズラ男だ!きっと、チョッカーにちり紙博士が絡んでいるんだろう。実は私が学生の時の大学生物化学学科の教授だったんだ」

「そうですか~」

「ウツボカズラ男の背中のタンクに消化液が入っている。強敵だ!今日、やっと変身出きるな?」

「はい、待ってましたよ!」


「な~に、さっきから2人で喋ってやがる!」

ウツボカズラ男は2人ににじり寄った。

すると、


グキッ!



「あ、足が~」

ウツボカズラ男は足を挫き、転けてしまった。

ウツボカズラから強力な消化液がこぼれ、身体に浴びた。

「うわ~、身体が溶ける~、V7助けてくれ~」

「レイダー変、、、」

「ちょっと待って!変身しないで下さい。チョッカーの皆さんアジトへ連れて帰ってくれ!」

「何だと~、くそ怪人!みんなやっちまえ!」

ウツボカズラ男はチョッカーの皆さん、山田猛、おやっさんにぶちのめされて、死んだ。

そして、バイトリーダーのチョッカー戦闘員にデズラを渡した。


一部始終をモニターで観察していた、ちり紙博士は戻ってきた、チョッカー戦闘員を処刑した。

いつ、仮面レイダーV7は変身出来るのかっ!

今日、ウツボカズラ男の通夜で明日葬式だ。


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