第7話:魔王軍の大群

―ユナと30代ぐらいの男性が着く頃には、攻撃が始まっており

誰が見ても、魔王軍側が優位になっていた。


魔王軍の下っ端「いけぇぇぇ!!」

魔王軍の下っ端でこの大群のリーダーであろうモンスターの指示で他のモンスターが冒険者に襲いかかる。



男性「チッ…もうこんなに…」


ユナ「………っっ!」


ユナ「(自分が焦っている間にこんなにも、傷を負っている人がいるのになにやってんのよ私…!

こんなんじゃ、私が冒険者になろうと思った意味ないじゃん……!!)」


ユナ「(……ん?)」


ユナ「(私って……冒険者になろうって自ら思ったことって……



"1度もないじゃん!!")」


ユナ「(……でも!だからといって、目の前の人を見過ごす訳には行かない!)」


ユナ「!私、行ってきます……!」


男性「おい!1人でこの数は無理だぞ?!」


ユナ「多分大丈夫です!私これでも魔法術使えるんで!」


ユナ「魔王軍の大群共!!!」

と、ユナが大声で叫ぶと相手の魔王軍らはギロっと睨

み、ユナに向かって一斉に走り出す


ユナ「(よし!!)」


ユナ「(見たところ、この魔王軍はドラ〇エのスライムにすぎないし、まとめて魔法ぶっぱなした方がはやい!)」



魔王軍の大群「グオァァァァァァァ!!!」



ユナ「!」

ユナは、魔王軍がある程度自分に近づいた事を確認し、大きく息を吸う


ユナ「スゥーっっ」


ユナ「!!」


ユナ「ライフ・ストラクション!!」

ユナが魔法を唱えた瞬間、大きな爆発音が地面に、ラール村に響いた。


冒険者「倒したのか?」

冒険者たちは、魔法で起こった砂煙を慎重に見ながら

攻撃の体制を摂る。


ユナ「……(多分、大丈夫だろうけど……)」


砂煙が薄くなると、魔王軍が立ち上がれないほど

弱くなっているのが分かる。


魔王軍の下っ端「…お前…タダで済むと思うなよ…?」


ユナ「はいはい、お決まりのセリフはいいから、」



魔王軍の下っ端「ꐦꐦꐦお前なんざ、あのイザルト様が瞬きもしないうちに、骨も残さz……」


ユナ「テレポート。」


魔王軍の下っ端「な゛!?おまっꐦꐦ」


ユナ「…ったく、さっさと家に帰って反省会でもしてろ。下っ端が」


冒険者「……か、」


冒険者「勝ったぞぉぉぉぉー!!」


ーそして、無事に魔王軍の大群を1匹も残さず討伐することができた。


ユナ「ふぅー……」

実はユナが使った魔法|は、かなりの魔力を消費する魔法だった事に加え、ギルドに着く前の道でモンスターと出くわし戦ったこともあって、今の私は「高熱を出した時の状態」の3倍の視界とダルさ。という状態で、息を吐いた瞬間地面に倒れてしまったのだった








……To be continued

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