第6話:ギルド
―数ヶ月後
ついに、ユナは魔法学校も卒業し、冒険者へと旅立つ日がきた。
ユナ「それじゃあね!!」」
ルイ「姉様!頑張ってくださいね!」
半泣きになりながらも、ユナを送るルイ。
ユナ「ル、ルイぃぃぃぃ泣」」
ユナ「(涙、移っちゃったじゃん!泣)」
国民「ユナ様ー!お気をつけてー!」
とユナに手を振る、国民と使用人たち
ユナ「ありがとうございます!」
アデン「ユナァ゛ァ゛ァ゛泣」
と遠くで見守る、アデンがルイよりも号泣していた。
マリア「泣きすぎよ!」
と、少し涙目になりながらもアデンに注意するマリア。
―そして、ユナは城を離れしばらく歩いて1時間程経った。
―ロデス=アデン国 ラール村 ギルド街通り
ユナ「ギルドって……ここ?」
見ると他の国にあるような立派なギルドとは違い、少し古く「古い宿泊施設」という雰囲気だった。
ユナ「(うわぁ~…)」
とユナは思いながら嫌々入っていく
「!いらっしゃいませ!」
とギルドの店員らしき女性が挨拶してくれた。
しかも、周りの雰囲気も全然怪しくなく、
クエストの話など交わしている。
ユナは雰囲気もいいし悪くないじゃん!と思い
とりあえず、そのギルドの店員に「冒険者登録をしたい」と頼んだ。
店員「―冒険者登録ですね!少々お待ちください!」
と、店員さんは受付の奥の部屋へといって行った。
ユナ「(そう言えば、私一応"魔法士"で冒険者なろうと思ってたけど、必ずしも"魔法士"になる事はできないってお父様言ってたな……確か、水晶玉で決まるんだっけ?)」
ユナ「(……ってか、魔王軍って言ってもそうそう来るもんじゃないし、、)」
アナウンス「ギルドから5km先に魔王軍らしき大群が接近中!!直ちに、村の者は避難し冒険者は戦闘準備を!」
冒険者達「魔王軍!!??!」
ユナ「?!」
ユナ「(ちょ、え?!……魔王軍って4ヵ月程度の頻度で来るんじゃ……?!)」
ユナは"魔王軍"の頻度がどのぐらいなのか分かっておらず混乱する。
しかし、冒険者たちはユナが混乱している中、怯えつつも魔王軍の大群の討伐へと行っていた。
冒険者「そこの美人さん!」
と、急に30代後半ぐらいの男性が私に話しかけた。
ユナ「!は、はい!?って…えっ?!」
冒険者「アンタ、冒険者の登録しに来たんだろ?!」
ユナ「そ、そうです!(?)」
ユナはその男性の勢いで頭が「?」だらけになる。
冒険者「だったら、ぼーっとしてねぇで行くぞ!!」
ユナ「は、はい!!!」
ユナは、その男性に手を引っ張られ走った。
……To be continued
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