第47話 登場人物・国紹介(第三章時点)

第三章までの、登場人物、国の紹介です。


◆―― 新しく登場した国や人物 ――◆


◆◆◆リング王国(二章)◆◆◆


・リング王国

ヴァッファンクロー帝国、バルバルの西にある大きな国。

魔物が住む広大な森によって、帝国、バルバルとは隔てられており、南部の海沿いの狭い道がアクセスルート。

平地が多く農業が盛んな豊かな国。

沢山の貴族領が自治を行っており、貴族領同士の争いが多い。

王は存在するが、あまり権力がない。


・ノルマン子爵領

リング王国北西部にある貴族領。

領地の北部は半島になっていて海に面している。

当主の具合が悪く、後継者争いが起る。


◆ノルマン子爵

ノルマン子爵家当主。

病になり床に伏せっていたが、健康状態が回復する。


◆リオン

ノルマン子爵の息子、後継者。八才。


◆マーガレット夫人

ノルマン子爵の妻。リオンの母。

ノルマン子爵の治療に大量の金を使う。


◆バートレット

ノルマン子爵の弟、リオンの叔父。

後継者争いを起こし、挙兵する。

主人公ガイアに討伐される。


◆ヤーナ伯爵

ノルマン子爵領の隣の領主。

バートレットを後押しし兵を出す。


◆セバスチャン

ノルマン子爵家の執事。



◆◆◆バルバル◆◆◆


◆ガウチ(三章)

ブルムント族。バルバル新造船の船乗り。船長候補。

元ヴァッファンクロー帝国の奴隷でガレー船に乗っていた。

奴隷から解放してくれた族長ガイアに恩義を感じている。



◆◆◆アルゲアス王国◆◆◆


・交易都市リヴォニア(三章)

⇒アルゲアス王国の北部にある都市。

バルバルからは、海を挟んで東にある。

商人の代表者が合議制で治めている自治都市で、アルゲアス王国に税を支払っている。

商業が盛んで、地域で一番大きな町。

ダルバ川河口にあり、ダルバ川を遡上するとアルゲアス王国王都に至る。



◆◆◆ノルン王国(三章)◆◆◆


※ノルレ王国でしたが、ノルン王国に変更します。


・ノルン王国(三章)

北にある王国。

最北に住む人々の国。製鉄が盛んな国。

ノルンはノルン王国語で『北』を意味する。

交易ルートがないので、砂糖など南方の産物が輸入できない。


◆トロン(三章)

商人、四十才。アルゲアス王国語が話せる。

丸顔で恰幅がよい。笑顔を絶やさない。

ユーモラスな男だが、商人としては交渉に厳しい面を持つ。

主人公ガイアたちから、ブランデーと野イチゴのジャムを購入する。

甘味ラブ勢。


◆オッド(三章)

商人トロンの助手。二十二才。アルゲアス王国語が話せる。

細身だが、ガッチリした体格。

商人としては、まだ、未熟。交渉で堪えることが出来ない。

甘味ラブ勢。


◆クヌート(三章)

商人トロンの護衛。狼族の獣人。三十五才。

視線が鋭く体格が良い。

甘味ラブ勢。



◆―― 以前に登場した国や人物 ――◆


◆◆◆バルバル◆◆◆


・バルバル

⇒帝国北方の森に住む複数の部族のこと。

帝国の支配下にある。

帝国人がバルバルの言葉を聞くと『バルバル! バルバル!』と聞こえるので、バルバルと呼ばれるようになった。

帝国人は、自分たちより劣る蛮族として下に見ている。



◆ガイア(主人公)◆

十三歳、男性、人族。

バルバルのブルムント族族長の息子で、父が戦死した為、族長に就任した。

父の仇である帝国を打倒しようと決意する。

元日本人の転生者。

神様より三つのスキルを授かる。


・転生前

ロスジェネ世代。四十二歳。

あまり良い職に就けずアルバイトを転々とする。

夜間工事のガードマンをしていた時に、交通事故にあう。


・ブルムント族

バルバルの中で、最も南、つまり帝国と接する位置に住む人族の部族。

帝国との接触が多いことから、対帝国の窓口、バルバルの代表的な立場。


・神様から授かったスキル

1 スマッホ!⇒地図機能。簡易な鑑定機能。

2 再生⇒肉体を再生する。

3 情報ダウンロード⇒現在は、言語能力を得ている。


◆アトス

主人公ガイアの叔父。中年。

温厚な性格で補佐型気質。

黒髪、黒口ひげ、丸顔のおっさんだが、作中で描写するのを忘れた気がする。


◆ロッソ

大トカゲ族の族長。

トカゲ族は、トカゲが巨大になった姿を持つ獣人。

力が人族よりもあり、戦では前衛を担う。

思考力に劣る。ガイアと気が合う。


◆ドライ

大トカゲ族の副長。

ロッソの相棒。実務を引き受ける。


◆ジェシカ

エルフ族の美少女。十三歳。族長の姪。

主人公ガイアの恋人。

両親を帝国に殺されている。

魔法を扱う。

なお、現在は、まな板な模様。


◆エラニエフ

エルフ族の族長。

年齢不明。見た目は、魔夜峰央先生が描きそうな美青年。

魔法を扱う。

エルフ族は、エルフ語を使う。

エルフ語で会話できる主人公ガイアを信頼している。



◆◆◆帝国◆◆◆


・帝国

⇒ヴァッファンクロー帝国。

大陸中央から南部にかけて広大な領土を持つ強国。

現在の皇帝は、軍事力で領土拡張を行っている。


◆皇帝

武断的な皇帝。

帝国の領土拡張に燃えているが、帝国内の内乱に頭を悩ませる。


◆ムノー皇太子

美酒、美食、美人が好きな無能皇太子。

主人公ガイアに助けられるが、恩を恩とも思っていない。


◆ベニト・ポンコッツ

帝国貴族。ムノー皇太子に使える。

やや無能な人物。



◆◆◆アルゲアス王国◆◆◆


・アルゲアス王国

⇒帝国の東部に領土を持つ王国。

現国王の時代に、一気に領土を拡大した新興の地域大国。

帝国の侵略に対抗する。


◆カラノス

アルゲアス王国の軍人。

商人に扮し、各地に出没し情報を集める。


◆アレックス王太子

超がつくほど優秀で。超がつくほど強い。

濃いめ顔のイケメン。

歩く反則。

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