第14話

俺は頑張って彼女を運んだ。

抱えるのは平気だが、徒歩35分て、

結構あるわけで...。


高級マンション。

404号室。


「じゃ、山野井さん。

家に着きました。

俺はこれで...」


そそくさと帰りたかった。

流石に女1人抱きかかえて歩き疲れた。

家に帰ってすぐにでも寝たい...

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