文章が読んでいて素晴らしい。
海の感じも、夜の仕事場の雰囲気もよくわかり、ステキです。
ちょっと魅力的な女性、それでいてちょっと不思議な感じの女性と狭い空間に2人だけというシチュエーションは、男心をくすぐるものでしょうが、女心もくすぐられるもの。
そこで、なぜかの鳥の雛。
ビルに巣食っていた巣から落ちて、たまたま拾う事が出来たのかとか考えたりするが、そんなナゾは解決されないままに、彼女と別れる。
残された雛の温かさは、彼女に対する気持ちなのか、無味乾燥なビルでの異性との束の間の触れ合いの温度なのか?
私は、この話を読んで、ふぅ〜っと、息を吐き、こんな経験があったような気がして、過去を振り返っていた。
この主人公、いい男でしょうね、多分。
作者からの返信
たいへん立派な紹介文、コメント頂戴し感激です。励みになります。
積極的なコミュニティでのご活動勉強になります。見習わねば。
どういう状況???
明かりも消えた夜中に雛を持って職場にいる女性・・・
しかも雛を渡してくるって。
不思議すぎる状況なのに、男性側は現実的で、そんな二人が関わるところが面白いですね。
オフィスから見える夜中の海の描写が丁寧だからこそ、エレベーターの中での出来事が妙に引っ掛かる。
またの出会いが気になってしまいます。
次の彼女はこちらの想像を上回る行動をしてきそうですから。
作者からの返信
女性の行動不思議ですよね。
はぐらかしているわけではなくて、わたし自身この人不思議だなーと思いながら書いていました。