第3話
私は今心から願うまたお前と一緒に笑顔でまんじゅうを食べそしてなんでもない話をすることを。
それから我が妹の物語が終わった。
それから数日後妹が書いたと思われる手紙があった。そこには私に対する感謝が書かれていた。あまりの感動でその日はひたすら涙を流した。
あぁ我が妹よ次に再開した時には高級な料理やお前の欲しいものをたくさん買おう
そして...
いやそんなものよりもお前は温かいお茶といつも食べているまんじゅうのほうが喜ぶだろうな。
私は妹の墓石の前にまんじゅうをふたつ置いてそのまま妹の分も人生を謳歌した。
私は今度生まれてくる妹がなんの不自由なく幸せになることをすべてのさいはいをかけ
て願う。
分かっていた終わり 井上サーモン @Y169029
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。分かっていた終わりの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
「カクヨム……!!」※非公式最新/縦縞ヨリ
★15 エッセイ・ノンフィクション 連載中 18話
商業主義者は創作慾求を抱いているか新作/森下 巻々
★3 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
わたしをつくることども最新/江山菰
★9 エッセイ・ノンフィクション 連載中 23話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます