第3話

私は今心から願うまたお前と一緒に笑顔でまんじゅうを食べそしてなんでもない話をすることを。

それから我が妹の物語が終わった。


それから数日後妹が書いたと思われる手紙があった。そこには私に対する感謝が書かれていた。あまりの感動でその日はひたすら涙を流した。

あぁ我が妹よ次に再開した時には高級な料理やお前の欲しいものをたくさん買おう

そして...


いやそんなものよりもお前は温かいお茶といつも食べているまんじゅうのほうが喜ぶだろうな。

私は妹の墓石の前にまんじゅうをふたつ置いてそのまま妹の分も人生を謳歌した。


私は今度生まれてくる妹がなんの不自由なく幸せになることをすべてのさいはいをかけ

て願う。

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分かっていた終わり 井上サーモン @Y169029

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