七 『ハネ』

「それで……私のは、娘はどうなったのですか!」

「お前の娘は亡くなっていた。現地で全てを灰にした。これは彼女の遺品――その骨だ」


 私はぽんとテーブルに布に包んだ骨を置いた。あの場所のゴミ捨て場を漁ったら見つけたものだ。皮がこびり付き臭っていたのでわざわざ洗ったことに彼女は気付きもしないだろう。それが彼女のいう子どもの骨か分からなかったが、小指を斬り押したことも報告していなければ、どんな最期を迎えたかなんて報告する義務もなかった。

 それに彼女のいう子どもは私が殺した。彼女は人の傍に在るだけで「害」となる。


「あぁ……そんな」


 彼女は子どもが既に亡くなっていることを覚悟している瞳をしていた。しかし、まさか持って帰ってきたものが小指の骨のみだとは思わなかったらしい。身体が戦慄き彼女は骨を掴み、そして。


「私はあの子の生存を望んでいたのに、――どうして」


 彼女は子ども骨ごと顔を覆った。声もどこか震えているその姿は――かつて私もよく見た光景であった。


「どうしてあの子の顔も声も姿も、何一つ憶えていないの……ッ!」


 彼女は憶えていなかった。洗脳が解けたのだろう。『天使』の洗脳は人間をあっという間に変えてしまう。亡くなった娘は『天使』であったという事実を伝えたら今度こそ彼女は立ち上がれなくなるであろうから、私は何も言わずに彼女が泣いている姿をただ眺めていた。

『天使』は人類の滅亡を望んでいる癖に自身のいる環境をよりよく変えたいからと人類の洗脳も得意としていた。『天使』に人間の信奉者がつくのもそれが理由である。『天使』は更に身近にいる最も羨ましい人物の地位に成り代わる傾向がある。元いた人間は自分の目に見えるところで、まるで見せつけるように自分の地位を示唆するのだ。

『天使』は人の時間を奪う。家族の愛情を奪う。友人との信頼を奪う。生きる気力を奪う。そうして奪われた人間の人生など知ったことではないと彼らは知らんふりをする。元より人類なんていない方がいいと本気で考えているから、自分のせいで不幸になった人間の結末など興味がないのだ。

 ただ、人間がいつまでも洗脳をされているわけではない。『天使』が死んだら何故か皆呪縛が解けるのだ。『天使』の顔も声も姿も、彼らの姿かたちを忘却してしまう呪いをかけられながら。

 しかし『天使』がいなくなったからといって、彼らの姿を忘れたからと言って、彼らがしたことが過去から消え去るわけではない。彼らのせいで不幸になった人間たちも不幸なままであり、『天使』に唆された信奉者が、加害者が不幸になった人間たちを追い詰めた罪もまた消えることはなかった。

 だから『天使』はこの世に存在してはならないのだ。彼らは綺麗な顔をして悪魔よりも狡猾に人類を搾取しようとする。誰よりも人間らしいくせに、人間の在り方を許せない矛盾すぎる彼らは、やはり人類の絶対的な敵対者として駆逐しなければならなかった。



 泣き止まない彼女に対して既に報告の義務は果たしたので私とマリさんは部屋を後にする。後はもう一人のギルドの人間が何とかするだろう。私達は別室に移動してそこから帰還して本来ならいの一番に話し合わなければならないことについての打ち合わせを始めた。


「もしかしてぇ、今回、あの子と遭遇したのぉ?」

「あぁ、名前は言わないほうがいい。マリさんも因果に巻き込まれたくはないだろう」

「そうするわぁ」


 マリさんは決してあの『天使』の名前を言わない。言ってしまえば少なくとも彼女が転生するまでに一度は出会ってしまうことが運命づけられるからてしまうからだ。これはもはや運命というより一種の呪いである。マリさんは件の『天使』の名前を知っているが、彼女もまた傭兵の端くれの為、危険を知っているのか不用意に名前を口に出すこともしなかった。

 その名前は最早一種の禁忌である。既に彼女の名前を知っているものは私とマリさんとあと二人を残して全員死んだ。その名前は彼女と理解しつつ一言でも口にしてしまえば時点で呼べば死の呪いが掛けられると同義である。私も今は死んでいないにしろ彼女のせいで私の人生がとても掻き乱され――何にしろ迷惑以外の何物でもない。


「でもすごいわねぇ」


 彼女は私が纏めたレポートを読んでいる。事後報告は一通り口頭で伝えたが詳細となると文字に起こしたほうがいいだろう。彼女は高等な教育も受けているようで私の書いた報告書も難なく目を通していた。


「あんな状況下の中で、子どもを一人救うだけでも本当に偉業だわぁ」

「……あぁ」


 結局総帥代理の、もう一人の方の娘は助かった。今、娘は病院で一流の治療を受けて意識はないがらも快方に向かっているという。けれど私は代理に知らせなかった。生存の報告したらさらなる悲劇を生むからだ。『天使』に係わっていた人間に近しい人物――この場合、娘の姉か妹が『天使』だったのだろう。天使は近くの人間を、自らの信者と共に甚振る癖がある。それはもはや彼らの習性あり、娘の様子を見ていたら日常的に虐待されていたのは目に見えて分かっていた。


「本当にいいのぉ? 彼の国に、もう一人の娘さんは生き残ったって報告しなくたって」

「絶対に言うな。彼女にはギルドの証人保護プログラムが適用される。虐待していた家族の元に返したら今度こそ彼女は死ぬぞ」

「そうねぇ。あの子と最も係わっていたあなたが言うなら説得力があるわぁ」

「既に彼女は仮ではあるがギルドの人間として登録されている。保証者は私だ。彼女の治療費――いや、彼女に係わる全ての費用は私が請け負う」


 彼らの洗脳が解けた今でも過去は決して変わらず、また娘に対しての感情が好転することも決してない。娘を再び玩具にさせない為にも私自身が盾となり、ギルドの証人保護プログラムを利用することにしたのだ。

『黒』と『無色』の傭兵は新人の保護者となることにより、一時的ではあるが新人の傭兵が『金』と同等の支援を受けさせることが出来る。そうして『黒』と『無色』は自身の任務を円滑に進みやすくするシステムがあるのだ。

 私はそれを利用し、傭兵でも何でもない子どもを一時的に『金』の傭兵として登録させてギルドに所属している人間が受けられる支援を適用させていた。証人保護プログラムは議会や裁判で彼らが証言すると約束させることにより彼らを報復措置から守る制度。『金』となれば彼らは過去に起因する災いから身を守ることが出来た。


「思うんだけどぉ――ギルドに任せておけばいいのに、どうしてその子どもにそんな頓着するのかしら?」


 マリさんは意外と考えていたようだ。確かに私がここまでする必要はない。保護プログラムがなくても幾つか彼の国の法律を適用すれば娘を助けることができるかもしれない。でも、それでは遅いのだ。


「私たちは何度もああいう子どもに遭遇する。誰かの庇護下なしでは死んでしまう人間たちが、私たちは数あるうちの子どもかもしれない。でもな――」


 そう、私達は見てきた。大人たちに搾取される子どもたちの姿を。その度に彼らは見えない悲鳴を上げていた。ならば私たちは見える子どもだけでも助けなければいけない義務があるのだ。


「その子どもにとってはたった一度きりの、唯一の命綱なんだ。私たちは見て見ぬふりして、絶対に手放してはいけないんだよ」


 手を伸ばした確かに届く命を見捨ててしまえば、自分は人間の形をした獣になるだろう。子どもたちだって、私たちを理性のない『獣』だと見做してしまうだろう。それだけは決して許されることではなかった。


「本音は?」

「素人に手を出されたくない」

「正直ねぇ」


 かつて実際に傭兵が保護した子どもを善意で国元に帰そうとした善良な人間がいた。結果として関係者全員が死亡し、ギルドの信用問題にも発展した。

 だからギルドは私の行いにも目を瞑っている。私の知らない人間に私が保護した子どもを任せるには、もう少し各国の法律が整備されてからの話である。


「それよりお前……ハレとテルの信奉者を同行させやがって。危うく殺されるところだったんだぞ」


 それはそうと、私は自身が殺されかけたことをしっかりと訴える。自らの任務を助ける筈の傭兵を助けるどころか暗殺をしかけたのだ。私意外の『黒』に嗾けたのなれば、彼らの近親者までも殺害の対象になりえて、今頃ここら一帯は血の海となっていただろう。


「ごめんなさぁい。まさか『黒』の人間に喧嘩を売るような馬鹿がいると思わなかったのぉ」

「慰謝料は」

「彼らの所属しているチームからあなたへの謝意として既に金額を提示されていますぅ」

「当たり前だ。彼らはルール違反をした。私怨で一々身の危険に晒されたらたまったもんじゃない。で、金額は」

「こんな感じぃ」

「打倒だな。一週間以内に振り込めと伝えておけ」


 普通であるなら、何ら証拠もない人間を訴えることはできない。ただ『黒』の人間だけは違う。『黒』に属する人間だけはギルドに報告する場合に限りどんな不利があろうと偽って報告することは許されない。虚偽を報告することは称号の剥奪を意味する。誰に知られなければいい、という話ではない。『黒』に『白』を混ぜるということは、殺されても仕方ないということだ。

 逆に言うと、どんな情報さえ虚偽なく報告することは許されないから、私の発言は絶対となる。周りが『白』と判断しても私が『黒』と報告すればそれは『黒』となる。

 証拠はなかった。けれど『黒』の人間の証言さえあれば彼らを告発できる。そうして私は死んだ彼らを告発して、無事に慰謝料をいただくことに成功した。

 これらは全て私の食糧調達の為の仕事と、子どもたちへの支援金に当てられる。狩りは金がかかるのだ。私が命を賭して狩りをして黒字にならなければ狩りをする意味がない。私が異世界の獣を狩るのも金と身の保証がなければ私がでしゃばることはないのだ。

 許可なき獣狩りはただの虐殺である。悪食と言われている私ですら、許可がなければ獣を狩ることは、ない。





「……あなたが私の女神様?」

「残念ながら女神じゃなくてただの人間。私はヨル。『月蝕のヨル』。傭兵であり、今後あなたの身元保証人……端的に言うと、あなたの親となるもの……こんなちっこい娘で嫌だった?」


 病院で最高の医者を雇い最高の治療を受けさせても、彼女が目覚めるには一週間を要した。私は花を持って彼女の病室を訪れる。皮肉にも私が最も憎むべき女神に譬えたのは普通の人間だったら殺害理由になるだろうが、子どもの純粋の譬えに怒れるはずもなく、私は黙って自らの種族と彼女とのこれからの関係性を説明した。


「でもまぁ、見た目通りの年齢じゃないから。今は傷を癒やすといいよ」


 彼女は私の姿を見て少し驚いたらしい。自分と変わらぬ年齢の娘が、自分を親と主張しているのだ。けれど、私について少し話を聞いていたらしい。私が身体を休めろと言えば素直に首を縦に振った。


「私はもう……あそこには戻らないんですね」


 彼女はぽそりと呟いた。この娘もまたあの『天使』の犠牲者であった。私を通して、自分の故郷だった光景を思い浮かべているのだろう。私も同じ立場だったら、自分を通して笑っている自分のいない家族の姿を想像する。

 だからその幻想を打ち破るために、私は未来について語ることにした。


「彼の国には戻ってはいけない。あそこはもうあなたの故郷ではない。今後は中立地帯であるここで新しい人生を歩んでもらうことになるでしょう……あなたはこれから新しい名前が与えられ、傷が癒えたら――学校に行くのもよし、教会に身を寄せるのもよし、傭兵になるのもよし、花屋を営むのもよし、金はすべて私が出す。好きなことに励めばいい」

「……」


 彼女の来歴は行方不明者の詳細を読んだ際に知ることとなった。更にその後、治療に当たって、彼の国から秘密裏に彼女の病歴の詳細を取り寄せた。彼女はいたって健康であった。けれど『天使』が彼女の家に来てからは一切の記録が存在しなかった。けれど、未だ幼い記録から読み取れることは、彼女は幼馴染みの少年と共に花屋を営むことを夢見ていたらしい。

 彼女がいまだ少年に心を寄せているならばいつか彼の国に出奔してしまうかもしれない。その前に対策も必要になるかと思えばその事後処理の多さに溜め息も吐きたくなる。


「あー泣くな泣くな! 私に触れるな! 毒で死ぬ!」


 でも彼女は今、何もすることなくただ涙を頬で濡らし、私の胸の中で泣いていた。少しの手違いで私の肌に触れてしまうかもしれないから下手に抱きしめることもできない。


「あー……」


 彼女は知ってか知らずか、ついに嗚咽を漏らし始め、声を上げて泣いていた。彼女の苦しみは彼女だけのものだ。私が悲しみを和らぐこともできない。カウンセラーも今後手配しなければならない。彼女は未だ十四歳の、大人びているとはいえ親元を恋しがる季節なのだから。


「本当世の中、ままならないなぁ」


 幼い頃に、もし私が助かっていれば傭兵なんてならずに人並みに成長し、家族を持って彼女を迎え入れることもできたかもしれない。この娘も、こんな自分と殆ど変わらないような見た目の少女を母と呼ばなくてよかったのかもしれない。

 けれどそれは、結局あり得なかった現実だ。私は死ぬまで永遠にこの見た目だし、この娘もまた家族に捨てられ、血の繋がった家族を捨てざるを得なかった。

 せめて私を母と呼んでも違和感ないような見た目を成長するにはまた数多の屍を築かなければならない。この少女の為に成長するには、少し疲れてしまった私には多少堪えてしまう。





「ふふん」


 今回の依頼はとても後味の悪い終わり方だったが、残念ながらただで転ぶ私ではない。私は自身が出資している教会の一旦で羽を食するための準備をしていた。教会の台所は私が調理をする為にかなり金をかけている。普段はシスターたちが使っているので手入れもきちんとされている。というか台所は常に綺麗に掃除をしろと私が口酸っぱくいっていることもあるかもしれない。

 今回羽は氷の魔石と一緒に幾つか袋に入れていたから鮮度はまぁまぁ保たれている筈だ。病気であった獣の肉は幾つか現場の段階で取り除いたため、ここにあるのは鮮度が良いもののみを厳選した高級品ばかりだった。

 まずは羽を片っ端からシンクに溜めていたお湯につける。毛穴を拡げて羽根を抜けやすくするためだ。毟り取った羽根も錬金の材料になるので捨てずに端に寄せて乾燥させる。子どもたちのベッドの材料にも使ってもいいかもしれない。

 次に羽を毟られ露わになった手羽を二つに分けていく。これは普通の鳥と一緒で関節を境目に手羽と手羽元に別れられる。皮をある程度切り取り、骨をくっつけさせている筋肉の繊維も包丁を差し込んでいく。全ての肉が手羽元と手羽先に分けられたところで皮を剥ぎ取っていく。鳥なら美味しいのだが、正直この種族の皮は分厚いし、味もいまいちでとても食べられたものではない。皮だけ剥ぎ取っても炙ってもいいのだが、そこまで処理するのに時間がかかるのでいつも処分をしている。今回も皮はできるだけ剥ぎ取るつもりでいた。

 筋肉の繊維の間に脂肪もできるだけ剥ぎ取っていく。脂肪は寒い場所にいたせいで夏場に捕るものよりも黄色味が増していた。

 脂肪を全て剥ぎ取り、綺麗な赤身が出来上がった。後はこれに味付けをしていくだけだ。幾つか小分けにして片手鍋に入れ、油を贅沢にいれて入れてじっくりと煮ていく。

 ぱちぱちと音が弾けて、肉が焼ける音が聞こえる。表面は飴色となり、高温で表面を焼いたことで肉汁が閉じこもり食べるときには噛めば噛むほど濃厚な味が出るのだ。


「姉ちゃん、今日のご飯なに!」


 台所を先ほどから覗いていた内の一人が肉の香ばしさに我慢が出来なくなったらしく飛び出してきた。腰はコルセットを模した防具を纏っていたので抱き着かれても子どもに毒が移る心配はない。


「今日は『鳥』の甘辛煮。ギルドが砂糖をたんまりくれたからそれを使う」

「俺、甘いの大好き! 姉ちゃんありがとな!」

「試食したが、毒はない。お前も食べる?」

「うん!」


 幾つか焼けたものを取り出して、より小さなものを子どもの口に放り込む。彼は熱さに飛び上がりそうになったが、上手く舌で転がして、それから目を爛々と輝かせた。


「美味しい!」

「そうか、それは良かった」


 自分が初めに食べるのは他人に食べても問題ないかいつも確かめている。自分なら毒や呪いに当たっても何ら問題ないし、他人が食せられるものか異常ぐらいは見分けられる。一応今回も先に試食したが、この肉には何ら毒性もないし呪いもなかった。ただの塩焼きではあまり美味しくないが、調味料を変えればそれなりに食べられるものになる。身が詰まっているので焼けば香ばしい匂いがした。


「姉ちゃん、いつも変なものとってくるけど、姉ちゃんが料理すればなんでも美味しくなるのな!」

「口にするものは、美味しい方がいいでしょう」

「うん!」


 大抵の食糧をとってきたら必ず近辺の教会に配るようにしていた。特に出資しているこの教会は大体私の寄付金によって運営されている。勿論子どもを含めた人間は好きではない。でもまぁ、私みたいな人間を生まない為にも彼らは常に腹を空かせるような想いはしてほしくないのだ。

 空腹は人を狂わせる。時に人間は同族を害しても自身を生き延びさせようと画策するのだ。そして何の咎もない人を害してしまえば、今後彼らにとって生きづらい世の中になってしまう。

 生きづらい――というのは時に人が生きる意思を喪失してしまうほど、辛い。私は未だうら若き未来ある子どもたちに、生きるために行われる蛮行で死んでほしくはない。人間は嫌いだし今も係わりたいとは露とも思わないが、それでも未だ一人で飛べない雛鳥を見捨てるつもりは毛頭なかった。

 まずは食糧を捕ってきて彼らに食べさせる。自立したら好きにすればいい。今度こそ私は関与するつもりもなければ干渉するつもりもない。

 今日もその為に私は捕ってきた食材を調理している。今回使わない分の肉は今度の彼の糧として食事に使われるだろう。私は皿を出しメインディッシュを並べる。それはまるで普通の肉のように、人間が食せる程度には柔らかかった――

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る