第6話
入ってからすぐにシシャモたちは魔物とエンカウントした。
「C級‟アイアンスパイダー”です!鋼鉄の体に口から糸をはいてきます。弱点は・・・お腹です!」
「任せて~」
キッドは自分の武器、マグナムを構え、シシャモは右手に雷をまとわせた。
アイアンスパイダーは天井に二匹、地面に一匹いた。
“キシャーー”
地面にいる方は糸を口からはいてきた。シシャモたちは左右に分かれ回避しながら天井の二匹に向かって攻撃をした。
『“サンダーアロー”』『“弾む弾丸Ⅳ”』
それを見て二匹とも地面に回避しながら落下してきた。シシャモの撃った雷の矢は天井に刺さり消え、キッドの撃った三つの弾丸は一つ一つが別々の方向へ跳ね帰った。
「今!!“サンダーカーペット”」
地面に雷のトラップを張り詰めた。地面にいたほうは飛び上がり残りに二対は感電をした。
「チェックメイトね~。」
キッドの撃った弾は壁を何度も跳ね返り加速し、三匹のアイアンスパイダーの腹を貫いていった。
「やった!」
「ないす~」
初戦を終え、調子づいた二人はそのまま奥へ進んでいった。
「いいペースね~これなら余力を残していけるかも」
「そうですね!!」
何度も敵を倒して行くうちにしていくうちに儀式をする広間にやってきた。
「・・・・・・クソが」
【
儀式の間に魔法陣が浮かび上がりその中から魔物が飛び出してきた。
「第一中ボス“エンボロス”です」
エンボロス・・・B級の魔物であり体が溶岩でできている竜の種類
“グルルルル”
「行きます!」
そういうシシャモは高速でエンボロスに近づいて行った
『秘儀!‟電光石火”!』
近くまで近づいて超至近距離から・・・投擲をした。
投擲したものはホムラから3週間くらい前の渡されたものだった。
短剣トパーズ・・・ホムラの倉庫から出てきたもので君なら使いこなせると渡されていた。全体が黄色に近い色で輝いている。
近くで撃てば当たる理論で超近距離からエンボロスの心臓にトパーズを打ち込んだ。
「いいね~~」
【“エンボロス”の撃破が確認されました。竜の血を入手】
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