第参話
2020X年、あるところ(今でいう東京あたり)に少年がいた。彼の名は赤坂《あ
かさか》
なくどちらかといえば低いほうだ。髪の毛はショートカットでパッツン黒髪のパッとしない、でもまあまあ美形の顔立ち。
彼は‟fullvision”型のゲームを行えない体である。ゲーム酔いと言うか、もはやアレ
ルギーとでも言ったほうがいいだろう。ゲーム内のダメージや行動をもろに食らいすぎ体調を崩すものだ。実はこのアレルギー症状は割と世界の各地で見られる。体に負担がかかりすぎてしまい、さらに特には適正ゲームがないということも伝えられていて体があまりどのゲームにも向いていない。そういう人のほとんどの場合そのため‟freeze”型のゲームと呼ばれる結晶型ホログラムによってできるゲームをしている。家族は父、母、妹がおり
ということで今焔は明利と二人暮らしだ。ただ明利はゲームの中でずっと生活をしているためほとんど話すことはない。とはいえ割と明利が家の中を歩く姿は見るので生存確認はしている。生活するにおいてお金は気にしなくてもよいとの親からの伝言があるため特に気にしていないがせめて食事費は自分でと思いちょっとしたプログラミングやデータ作成などをして少々稼いでいる。明利も自分で稼いでいるらしい。どうやって稼いでいるか、特に何をしていると教えてくれないので聞いてない。起きて遊んで仕事して寝る。平凡な生活が続くはずだった。
------------------------------------------------------------
気が付くと焔は草原に転がっていた。
「いててて」
なぜかわからないが体が痛い。体を起こすと全身が真っ黒だった。
「・・・なんだこれ」
近くに城がありそこから金髪の少女がちかづいてきた
「————まさか!ここはゲームn」
の中にいるのか!と言おうとしたとき。彼は気を失った
私が君に再び会うものがたり
今から話すのは、この時から2年後の話・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます